おせがきとは、、
真言宗豊山派のお寺にいった時にいただいた
パンフレットから抜粋してあります。
若い頃お仕事でご一緒の方が信心深い方で、
よく’お施餓鬼してきた’
‘お護摩炊いてきた’と言っていたのですが、
20代頃の私には何が何だかさっぱり
わからなかったものです!
今ならわかる!!大切さ。
施餓鬼会(せがきえ)という法要
施餓鬼の始まり
お釈迦様の弟子の阿難尊者(あなんそんじゃ)は、餓鬼から’おまえは3日後に死んで餓鬼になるぞ!それを免れたければ、多くの餓鬼に施しをしろ’と言われたそうな、、
困った阿難尊者がお釈迦さまに相談すると、
一つの真言を授けてくださり
その真言を唱えると
わずかな食べ物が沢山に増え
多くの餓鬼に施すことができました。
お陰で阿難尊者は
福徳長寿を得る事ができたのです!
これが施餓鬼の始まりだそうです。
真言宗豊山派の僧侶は
日常的に施餓鬼を行っているそうです。
五色の幡の意味
施餓鬼会で檀に幡が用いられます!
五色の幡は、餓鬼たちを導いてくださる
五尊の仏さまを表しています。
☆黄色
求めて飽き足らない心を取り除き
安らぎの心で満たしてくれます。
☆緑
もがき苦しむ姿を優しく穏やかな
姿にしてくれます。
☆赤
仏様の教えで身心を満たし
この上ない幸福に導いて下さいます。
☆白
針のような細い喉を広げ沢山の食べ物が
通るようにして下さいます。
☆紫
怯える心を取り除き、
苦しみの世界から救いだして下さいます。
施餓鬼の大きな功徳
★真言
おんぼうじしった ぼだはだやみ
餓鬼たちの仏神をおこすことができます。
おんさまんや さとばん
餓鬼たちが’自分たちも仏様と
同じ悟りを得られる’と
気づくことができます。
★色々な施餓鬼
☆などが針のように細く
食べることができないもの
☆口にいれた食べ物が
炎に変わってしまうもの
☆お香の香りを嗅ぐことのみによって
生きているもの
☆燃える体で荒野を走り回るもの
☆飢えていても口に風しか入らないもの
餓鬼は自らの怒りや
嫉妬からくる悪行の報いで、
飢えに苦しむ世界に堕ちたものたちです!
★お盆と施餓鬼
お盆にキュウリやナス🍆を細かく切り
研いだお米を加えた「水の子」や「素麺」
などをお供えする事があります。
これはご先祖様だけでなく、
喉が細い餓鬼でも食べれるようにとの
心配りなのです。
またご先祖様の他に、
低い位置にお供えする事があります。
これは餓鬼に施すためのお供物です。
餓鬼は地中からやってくるためとも、
高い場所に登る事ができないためとも
言われています。
また灯明にみたてて
「鬼灯」(ほおずき)を飾りますが、
ひかりの強い灯明よりも、
暗いところを好む餓鬼には
優しいと言われています。
お盆にも餓鬼に施す習慣があり
一大行事でもあるのですね!!
ほおずきにそんな意味があるとは
知りませんでした!
心にゆとりのある人は
こういう事もやってみると
陰徳をつめるのかもね!
恵方参り
ハワイ観光
オアフ島
カネオヘにある平等院
高台にあるメモリアルパーク
とても美しくどなたが撮っても
絵葉書のようなお写真が撮れます♪
こちらの池は上からみると
心という文字になっているそうですよ。