普段は記憶のはるか彼方にある事が、
食べ物によって思い出されることってありませんか
私は滋賀の田舎の、10何代か続く家で育ったので
季節や行事と食べ物が強く結びついています
この季節は、こんなお野菜があったな~とか
そういう田舎の食べ物って
子どもの頃はあんまり好きじゃなかった物が多くて…
例えば…
和みメンバーの美紀子さんが ブログに書いていた『穂ジソの佃煮』
ウチの母も毎年作っていました
子どもの頃は苦手だったコレ…
じゅうぶん過ぎるほど大人になった今は
あのプチプチ感とふわーっと立ち上る香りがとても懐かしい…
畑で穂ジソを摘んで茎からむしり取るのを手伝わされたな~
「こんなちょっとやったら炊けへんがな…」とせかされたな~
いろんなことが思い出されます
こういうの、最近特に増えてきた様に思います
赤ずいきの酢の物、茄子のおあえ、蕗の佃煮…
(どんなものか想像できないかも…)
どれも、子どもの頃は苦手だったけれど
懐かしさから食べてみたいと思うものです
こんな風に思うのは、私が結婚して実家を出た時の
母の年に近付いてきているからかも…
今日も、特に好きでもないのに懐かしくて買ってしまいました
『イチジク』…実家の畑に大きな木があって
夏休みのラジオ体操の帰りに寄って
もぎたてにかぶりついていた思い出があります
お店に並ぶのはこの時期だけど、思い出の中では真夏でした
(イチジクをお店で買うなんて思いもしなかった…)
3個入りのパックを買ったものの
食べるのは私だけ…家族には不評でした