昨日は学校公演
朝7時から仕込みです。
公演は午後。
学校公演は午前中の公演が多く昨日は午後ということで当日仕込みです。
7時に入って10時に仕込みを終えることが目標でした・・・・
ところが・・・・
順調に行くと思いきや・・・・
イレギュラーというのはいつだって起きるモノ・・・・
照明のシュートが終わったのは11時過ぎ・・・
うーん・・・・
11時50分まで昼休憩・・・・・
体育館で食べる昼食・・・・
僕らは控室というのは使いません。
舞台袖に楽屋を作り体育館で過ごします・・・・
ずっとこうしてきました・・・・
学校の体育館でお芝居をするというのは外国ではないそうです。
日本だけの文化なんだと以前聞いたことがあります。
へえ~そうなんだ。
僕は体育館で公演するのが好きです。
体育館を劇場に変える・・・・
いつもみんなが体操したり遊んだりしている場所がその日だけは劇場になる・・・・
想像する場所はどこでだってできる。
自分たちのいる場所をすてきにするのは自分たちの力・・・・
そしてアナログな方法が好きです。
人の手の感覚・・・・アイデアの面白さ・・・
触れて感じること・・・・動かしてみてわかること・・・・
重さや手触り・・・・空気・・・・
身体で感じることの楽しさ・・・
身体全体で向き合うことの素敵・・・・
休憩したら前説から確認・・・・
昨日の前説は宇野さんとぴぽのコンビ・・・・
初のコンビです。
ネタを確認して尺に合わせる・・・・
それから順番に確認しておきたいところを試していきます。
そうこうしているうちにあっという間に開場時間・・・・
楽器の組み合わせもいつもと違うところがあり・・・・
音響のゆうたさんはずっと九州の方へ文化庁の巡演事業で廻っていて、
当日朝、直接来るということになるくらい忙しさ・・・・
幕が開き舞台は進んでいきます。
2幕の芝居が終わり閉会式・・・・
質問や話したい人はステージへという司会の言葉に手をあげて舞台に
上がって来るこどもたち・・・・
今回は保育園の年長組も来ていました。
多くの手があがったので、みんなというわけにはいきませんでしたが、
舞台にあがった皆さんにはひとりひとりマイクに向かって話してもらいました。
年長組の人から小学生のみんな・・・・
口々にお芝居をみた感想を話してくれました。
そして握手・・・
そしてさらに感想を話してくれる高学年のみんな・・・・
それから写真を撮影して演劇鑑賞会は終わりました。
みんなお芝居を楽しみ、音や照明に興味を持ってくれたようです。
もちろん宮澤賢治のお話の世界にも・・・・
恒例の公演メンバーの写真を撮ってバラシ
なんだかんだとバラシの時間は押してしまい・・・・
予定よりかなりオーバーしてしまいました・・・
しかも積み込みでハプニング・・・・
早く終わらせないと・・・と思う時にはやっぱりハプニングが起きるモノ・・・・
それでも無事にバラシも終わり帰りとなりました・・・・
僕らはずっと僕らのやり方を大切にして、学校公演を大切にして活動してきました。
こうして生きてきたのです・・・・
ここでしか使えないいろんなテクニック・・・・
工夫してきた道具たち・・・・
だんだんと活躍する場所が減っている今・・・・
僕らにしかないものがあるのだけど・・・・
それは僕らが持って、僕らが消える時に消えて行くものなのかなぁ・・・・
僕らが手にしたテクニックは残らないだろう・・・
でも心は残っていくんじゃないかなぁ・・・・








