帽子・・・・
こんな使い方はしない・・・・
でもやってみたくなる・・・・・
なんとなくガイドさん・・・・
稽古は山あり谷あり・・・・
舞台はできあがればお客さんには楽しめるものになりますが、
役者は暗中模索・・・・
まだまだ理解できていません・・・・
言葉では理解できているかもしれませんが・・・いや、それも怪しい・・・
そもそも宮澤賢治が大きい・・・・
彼の言葉から、彼の足跡から、彼の心を想像してみることはなかなか難しい・・・・
言葉の奥にあるものを探し出して、
ほんとうのほんとうと思われることを感じられるように稽古しながら考える・・・
そうして、今の僕らとして宮澤賢治の言葉を足掛かりに命について考える・・・
少しでも近づきたい・・・・・
賢治の言葉の生み出された源泉をみつけて、そして理解してみたい。
全てを理解することはできなくても芝居を通して、その瞬間だけでも、
感じて理解することで成長したい・・・・
その答えが舞台・・・・・
ぱれっと版銀河鉄道の夜なのです。
頂上の見えない山を登っている・・・・
道も標識もない山を登っている・・・・・
頼りにしているのは台本という羅針盤・・・・
言葉という羅針盤です・・・・
振り返った時にいつのまにか登ってきている高さに驚くようになりたいもの・・・
でも振り返ってみたらその後は前をみて再び登りだす。
足元だけをみていたら、どこまで登ってきたか、どこを登っているのか、
そもそも登っているつもりで降りているのかもしれない・・・・
不安だらけ・・・・
顔をあげて前を見ても何も見えない・・・・
不安を振り払うのは信じることだけ・・・・・
羅針盤を自分自身を信じるだけ。
稽古はいまだ全体が役者には見えていません・・・・
中には見えている人もいるかもしれないけど。
ぱれっとの創り出そうとしているのは、僕らだけのもの・・・・
舞台の先人たちの伝えてくれたものを使っているから、
この広い世界には他にも同じような舞台があるかもしれないけれど、
このメンバーで、今、想像を重ねて創り出す世界はここだけの世界・・・・