紀伊國屋ホールのロビー前

「完売御礼」の文字が・・・・

その横には当日券もございません・・・・

 

もうずっとこの文字を見ているような気がします・・・・

すごいことです。

 

こんなすごいことをひとりで成し遂げている・・・・・・

 

昨日は紀伊國屋ホール「松元ヒロひとりだち」二日目でした。

ヒロさんの準備ができたところでランスルー

 

気になるところを確認しながら、体力を考えながら、

ぎりぎりまで調整・・・・

 

舞台というのは一期一会。

一回一回の真剣勝負。

 

調整して確認してアイドリングをするというのかな・・・・

もちろん僕らもスタッフとして確認調整・・・・

 

 

昨日は遠藤さんが観にきました。

遠藤さん「みんなにも観てもらいたい。すごい!」

はじまる前はこんなに人が入るんだから、

一日2回公演とかすればと言っていたのですが、

終わったら、

これは一日一回だけで当然・・・

一回でもすごすぎる・・・・

 

舞台は観客の手拍子から始まりました。

ヒロさんが舞台に登場すると割れんばかりの拍手・・・・

その拍手を全身に浴びて、ヒロさんはたったひとりで、

満席の観客に向きあいます。

 

ものすごい観客のエネルギーを受けとめてそれ以上のエネルギーで、

全身で観客に投げ返すキャッチボール・・・・・

 

ヒロさんの身体全身から発せられる言葉には、

人間に対する思い、命に対する思い、生きているということへの思いが

詰まっていると感じるのです・・・・

 

いろいろな話題を通して感じてくるのは人間賛歌・・・・

ヒロさんの語るドラマは叙事詩なのじゃなかろうか・・・・

そんなことを考えてしまいました・・・

 

すごい舞台なのです・・・・

 

ヒロさんの舞台は芸で芝居とは違いますが、

舞台人として尊敬する大先輩です。

(すみません勝手に先輩にしてしまいました。お許しください)

足元にも及ばないけれども、

少しでも近づけるように、

いい舞台が創り出せるように僕らも稽古に励んでいます。

 

 

僕らの舞台は・・・・

8月に岡山の大博覧会に「よだかの星」で参加します・・・

 

そして9月・・・・

中板橋新生館スタジオで「銀河鉄道の夜」の公演・・・・

 

 

先行予約も始まっています。

 

 

どうかよろしくお願いいたします