平台を敷いています。

平台と舞台には場所によって微妙なでこぼこがあったりします。

すると踏み方によってガタガタとなったり、ミシっと音がしたり・・・・・

 

平台を入れ替えたり、天地を変えたり、薄いベニヤを挟み込んだりして、

ガタガタとミシミシを解消していきます。

 

年に2回、もう10年以上続いている作業です・・・・

 

平台を敷き、地絣を敷いたら照明の仕込み・・・・・

 

 

パッチをして、

シュート

今回は宇野さんが仕込みに参加・・・・・

フロントがまぶしかったりするので調整・・・・

そして、明かりづくり・・・・

 

 

プランは高久さんです。

シンプルですが、それだけ気を遣う舞台です。

 

 

舞台を造っている間、ヒロさんは楽屋で一人準備をしています。

もう長年一緒に創っている舞台・・・・

和気あいあいだけどいい緊張感のある舞台・・・・

 

ヒロさんのひたむきな舞台に対する向き合い方が、

この舞台造りの背骨になっています・・・・・

 

真摯に向き合っているのは舞台だけじゃなくて、

この舞台の外に広がる社会に対して、世界に対して・・・・

 

リハーサルをして確認をして客入れ・・・・

 

席は満席。

オープニングの曲が流れると手拍子が自然に起きて、

舞台にひとりヒロさんが登場すると大きな拍手・・・・・

 

毎回見る光景です。

400人以上の観客がヒロさんの言葉に、動きに、心に、

笑い、拍手し、感動していました。

 

笑って泣いて、そして考える・・・・

 

当たり前のように目の前で展開しているけど、

とんでもなくすごいことなんだと思うのです。

 

偶然が僕にこの場に居合わせてくれるという幸運をもたらしてくれました。

 

今回の話も笑いながら、泣きました。

照明という作業をしているのですが、ヒロさんの言葉が心に響きます。

ヒロさんの言葉に動かされる観客の心がこちらに伝わってきます。

 

ヒロさんのメッセージが観客の心に沁みこんでいく・・・・

 

もっと多くの人に広がっていってほしい思い・・・・

 

今日は二日目です。

紀伊國屋ホールでの今回の公演は明後日までです・・・・

それから秋までヒロさんのフィールドは日本国中ということになるのかな・・・