銀河鉄道の夜稽古2回目です。

まずは軽いストレッチ、というか軽い筋トレ?

そしてテーブル稽古。

昨日初めて参加したぴぽと関斗の二人の自己紹介から。

これで顔を合わせていないのはちゃくらさんだけかな?

市野さんも実物にはみんなまだ会っていないのですが、

ラインの画像で一回目の稽古に参加してくれているので一応会ったことになる?

 

 

ぴぽは高校生の時にクラリネットを吹いていたとのことで、

休憩の時に早速クラリネットを吹いてもらいました。

久しぶりにクラを手にして少し緊張気味でしたが、

幸福の王子の楽譜を出して初見で・・・・

 

 

ぴぽはサックスも吹いたことがあることが判明・・・・

サックスをベースのように使えないだろうか・・・・

という希望が・・・・・

 

 

左から幸村、コマツ、亜未

 

 

亜未ちゃんが持っていた宮澤賢治の解説本

参考書として役に立ちそう・・・・

 

廻し読みをして、前回の稽古のおさらいのような話をしてご飯タイム・・・

 

 

3合炊きの炊飯器ではちょっと足りないかも・・・・・

次は考えなければ・・・

パンとご飯の組み合わせは変かなぁ・・・・

あるいはパスタ?

茹でておいて持ってきたら使える?

食事のあとは、リズム練習から。

 

円くなってメトロノームに合わせて4拍子のリズムを足でとり、

手を叩く・・・・

慣れてきたら向かい合って、リズムを向かいの相手に渡す・・・・・

 

 

繰り返すうちに、だんだんと揃っていきます・・・・

 

 

並びを入れ替えたりしながらリズム・・・

お互いを感じあいながら全員のリズムを合わせて整えていく・・・・

それから、乱れて歩きながらリズムをとり、

ランダムに手拍子を受け渡して行きます・・・・

 

 

受け渡す時には名前を呼んで渡して行きます・・・

 

 

ノリのよいコマツ

それぞれの個性が動きに出ていました・・・・

 

 

こちらはデュミシカ・・・・・

 

リズム練習をしたら休憩をして再び台本へ・・・・

今度は役を分けて読んでみます。

まだ本役ではありません。

ランダムに役を振り分けて読んでみます。

スタートしてしばらくして中断・・・・

 

 

宮澤賢治の言葉は強く、そのイメージに引きずられやすいのです・・・・

いつのまにか読者としての気持ちで台詞を語ってしまっている・・・・

感情ではなく行動をみなければならないのです・・・・

 

 

演じている人物の心の中と実際に現れる行動、あるいは態度というものは、

心の中を外に見せまいと逆の態度を取ろうとすることが多いのです・・・・

悲しければ悲しいほど、明るくふるまってみたりする・・・・・

辛ければつらいほど、つらくないふりをする・・・・

 

本読みを終えたら、それぞれの疑問、感じたことを話し合います。

素朴な疑問から、複雑な疑問・・・・・

それぞれが感じたことを出してもらう・・・・

口に出して話すというのは理解を深めていくためにも、

自分の思考を確認するためにも重要な作業です。

亜未ちゃんの疑問のところで時間切れとなりました・・・・・

 

宮澤賢治の避けて通れない所に差し掛かっていました。

賢治と宗教とのことです・・・・これはなかなか難題です・・・・

でも避けては通れないことでもあります。

 

次の稽古は11日です。

それまでみんなに考えてみてもらう課題は、

「起承転結」

台本全体を起承転結に分けてみてもらうというのが課題です。

このお話の「起承転結」を考えてみることで、

この舞台のドラマのクライマックスがどこにくるのかを見つけることになります。

またどの言葉が重要になるのかも考えることができるし、

明確に考えていくことができるはずです。

それは役を作って行くための土台になるはずです。

 

11日の稽古にはみどりさんも来るし、ちゃくらさんも来ます。

身体表現と音楽の稽古もいよいよ始まります。

 

皆様、ぜひこのぱれっとの舞台造りを見守ってくださいませ。

種から芽が今出ようとしているところです。

土の中でもぞもぞ外に出ようと動きだした・・・・

そんなところなのです。

ぜひ花を咲かせるところまで見守ってください。