オスカーワイルドは1854年生まれ。

同じ年に生まれた人って誰かいるかなと思ったら、

アルチュール・ランボーが同じでした。

因みにゴッホが1853年生まれ。

ついでに、ワイルドの「サロメ」の挿絵を書いたビアズリーは1872年生まれ。

 

「幸福の王子」が書かれたのは1888年のことです。

1888年はゴッホが耳を切った事件のあった年・・・・・

切り裂きジャックの事件のあった年・・・・

貧富の格差が問題になっていた時代でもあります・・・・

 

昨日は3月16日の「つばめと王子」の公演に向けての稽古でした・・・・・

が・・・・

 

 

まずはミーティング・・・・・

これが結構時間がかかってしまいました・・・・

 

そしてリズム・・・・・

 

 

リズム・・・・新しいやり方を宇野さんが考案してきました・・・・

なんだかスクワット・・・・・

 

ともかく、楽器を持って・・・・

 

全員でのテーマ曲の練習をしたら、

芝居中のセロとクラリネットの曲・・・・・

 

 

この場面では市野さんと優海音ちゃんが人形を使います・・・・・

音の練習に合わせて芝居も・・・・

 

 

楽器を演奏しながらどう移動するのがいいのか・・・・

どういう意識を持ったらいいのか・・・・

 

 

人形使いになっている二人の芝居も、

人形の芝居と、人形を使っている人形使いの芝居とふたつ・・・・

人形の演技にそれを使って個人的な感情を出す人形遣いを演じる・・・・・

 

 

人形たちの心の機微を考えてみて、感じてみる・・・・

実際にそんな場面だったら、どんな風に心が揺れるのか・・・・

 

 

なるほど体験したことのないこともあるけれども、

想像してみる・・・・

 

どこかに心のざわめきが起きないだろうか?

 

人は距離感が想定と崩れた時に化学反応を起こしたりする・・・・

 

 

そうして通し稽古・・・

 

 

テーマを演奏するところから・・・・

 

 

曲の中のドラマを感じて・・・・

 

 

つばめの心は・・・・・

 

 

影の王子と人形のつばめ・・・

 

 

役を演じていた役者がドラマの中に飛び込んできてしまう・・・・・

という芝居・・・・・

 

 

物語の世界と物語を作っている舞台という世界と、現実という世界を、

役者が行ったり来たりする・・・・

 

 

書かれた言葉、造り上げられた物語の中で、役者の心が風に揺れるように動く・・・

 

 

終わったら、確認・・・・返し稽古・・・・

転換のきっかけや行動を再確認しながら、

心を考えてみる・・・・・

 

それぞれの意見を出し合い考えてみる・・・・

 

来週はいよいよ14日からひらたいへ

14日は仕込みです。

場当たりもしておきたいと思っています。

14日の夜と15日の夜にひらたいから配信をしたいと思っています。

ぱれっとの面々がトークを繰り広げる予定です。

ぜひそちらもご覧ください。

 

 

 

こちらは去年の様子・・・・