今日は3月6日です。

朝から雨が降っています。

この雨は昨日の夕方から降り出した雨ですね。

寒い・・・・

今日はあいにくの天気ですが、

オーディション二日目になります。

どんな出会いになるのか・・・・

 

昨日、秋の学校公演の仮予約の確認の電話がありました。

作品は「セロ弾きのゴーシュ・注文の多い料理店」です。

新年明けから詳細をつめているところです。

いい舞台が創れるようにさらに切磋琢磨していきたいと思っています。

 

昨日、1912年?にハリコフに生まれ、ウィーン亡命して育ったユダヤ系の

劇作家の話を聞きました。30以上の言葉で戯曲は出版されているらしいのですが、

日本語のものはなく、日本ではほとんど知られていない人です。

ブレヒトにも共鳴していたらしい人で、

政治的なメッセージを入れ込んだ作品を書いていたらしい。

共産党員で、ナチには反対・・・・

逮捕されて、ナチにオーストリアが併合されたあと、強制収容所へ・・・・

ダッハウで1939年2月16日に殺された・・・・・

26歳?で殺された劇作家・・・・

 

その作家を知っているか?

と聞かれたのですが、もちろん知りませんでした。

その劇作家はオーストリアでは有名な人なんだけどという話でした。

聞いてきた本人は、1930年代の、

オーストリアの知識人ではない一般の人の感覚を知るりたいと考え、

その方法として当時の舞台というのを調べてみるということを考えていて、

その人を調べたいと思ったのだとか。

でも戯曲の日本語訳もなく、日本ではほとんど資料がない・・・・・

日本語で書かれたその人についての記述はネットだと4本しかないらしい・・・

 

ドイツ語のネットで検索して日本語の自動翻訳をすると、

50人程度のキャパシティの舞台で公演していたらしく、

その舞台もキャバレーと翻訳された文字がでてきました。

 

1920年から1930年代・・・・

ハリコフからウィーンに子どもの時にやってきたロシア系ユダヤ人の若者で、

政治に関心を持ち、演劇に目覚め、戯曲を書く・・・・

50人程度のキャパのキャバレーという名の小劇場で・・・・・

ブレヒトに影響されていたらしいことも書いてある・・・・・

 

なんとも興味深い・・・・

 

とっても気になったけど、僕のパソコンでは検索してもちっとも出てこない・・・

ということでどなたか知っている人がいたら教えてください。

 

来週はひらたいで「つばめと王子」の公演です。

オスカーワイルドについて確認していきたいと思っています。

ビアズリーの挿絵が有名なオスカーワイルドの書いた戯曲「サロメ」について、

読んでみると、

最初の出版はフランスで、本国イギリスでは1932年まで上演許可がでない・・・(エロスの問題ではなく宗教の問題によるもの)

英語版の出版の挿絵を書いたビアズリーの話も興味深い・・・・

「サロメ」と「つばめと王子」は作者が同じというだけで、

全く違う作品なのですが、考えるヒントにはなるのです。

これは自分の好奇心から知りたいと思っている?

確かにそれもあるけれど・・・・・役にたつはず・・・・・

 

 

公演は来週です。

 

 

 

去年のひらたい仕込みとばらし

 

 

 

 

 

去年のダンス場面・・・

 

 

今年・・・・

 

 

 

ご来場お待ちしております。