腕の付け根を動かす・・・・
廻してみる・・・
みどり先生のレッスンから昨日の稽古も始まりました。
ヨガマットを使ったストレッチを十分したら・・・・
バランス・・・
ゆっくりと、骨盤の平行を保って、片側の足に身体を預ける・・・・
腿の内側の筋肉が重要な役割を果たしているらしい・・・
それから、
バランスをリズムに合わせてとるために身体を動かす・・・・・
リズムに合わせて身体を回転させるのは・・・・・
みどり先生のレッスンが終わった後に市野さんも登場・・・
音楽稽古へ。
まずはリズム練習・・・・
八分の六拍子を身に着ける?
メトロノームだけでは聞こえなくなるのでパンデイロでリズム・・・・
一人一人の身体の中に入れてほしいと・・・・
リズムをずらしていく・・・・・
リズム練習のあとに楽器を持って・・・・・
昨日は全員が揃う貴重な時間です。
あんまり音楽を長くとっているわけにもいかない・・・・・
とはいえ、リズム練習にかなり時間が・・・・
稽古スケジュールはもはや意味がない状態・・・・
芝居の稽古は転換確認から、とめ通し、通し稽古の予定でしたが、
この時点でもう無理になっていました。
ともかく転換稽古へ入り・・・・
そこで転換と合わせてミザンスを確認・・・・
さらに先に進むことに・・・・
これまでの稽古で優海音ちゃんがこの位置に座ることはありませんでした。
この芝居の中では、例えば音を出す、という時にどう舞台に関わるか、
ということを意識してもらうことで、作品を通して役者が言葉や台詞とはまた違う、思いを伝えようとする、という芝居をすることにしています。
場面の中にどう関わって入って行くのかが課題なのです。
役者自身が物語の世界の中に自然に入り込んで自然に出る・・・・
そして、観客に語り掛けるのです。
進行している芝居を脇にいて見ているという立場は、
観客にどう見えているのか?
脇にいて役者自身という役だとして、見て何を感じるのか?
感じたことをどう表現するのか・・・・
進行している芝居の邪魔をしてはいけないけれども
感じていることを伝えるということもしなければならないのです。
そうして重層的なアンサンブルを創り出すのです。
稽古は転換を確認しながら場面ごとの稽古・・・・
人形の動き、その動きの生まれる衝動がどこにあるのか再確認して、
さらに発展させてみる・・・・
役と役者の関係が入り乱れて動く・・・・・
それぞれが舞台の中で活き活きと動き出すこと・・・・
それぞれが感じている思いをどう伝えるのか・・・・
確認すべきことはたくさんです。
言葉は伝えることのほんの一部に過ぎません。
この物語を作者がなぜ書いたのか?
どんな思いだったのか?
それを僕らはどう感じるのか?
昨日の稽古は、市野さんの体調があまり良くないということもあり、
転換、返し稽古までで終わりました。
まだまだ稽古は続きます。
物語が何を伝えようとしているのか、そしてそのどこに僕ら自身、
役者自身がどう感じるのか?
物語の中のその場に突然放り込まれたらどう感じるのか?
そしてどう行動するのか?
公演するのは3月16日です。
ぱれっとは15時頃の出演予定です。