新年会は乾杯から始まりました。少し食べて歓談してもらって、

「ツバメと王子(幸福の王子)」を開演しました。

パソコンのカメラを使ってライブ配信もしてみました。

ただこちらはカメラが良くなくて、ハレーションを起こしているところもあり、

ちょっと影絵の写りが悪くて残念なところもありました・・・・

平早さんが写真を撮ってくれたのでそちらをご覧ください。

 

オープニングは演奏から・・・・

この公演には音響さんも照明さんもいません。

音楽は全て役者が演奏します。

 

 

 

アコーディオンは吉澤優海音

 

 

クラリネット、新井祐

 

 

市野雅道がバイオリン(初挑戦・・)

 

 

宇野桃子がギターとチェロ(ギターは初)

 

 

そしてフルートを佐瀬佳明

 

 

ツバメの人形は新井祐が動かし、

ツバメの言葉は宇野桃子・・・・・

 

 

葦を吉澤優海音が手の影で表現します・・・・

 

 

町の影絵とツバメ・・・

 

 

王子は市野雅道が影で身体を表現して、

佐瀬が言葉を表現・・・・

 

 

宮殿の上をツバメが飛んでいくと・・・・

 

 

 

 

 

 

二人の人形は、市野さんと優海音ちゃん・・・・

 

 

病気の男のの寝ている部屋・・・・

男の子の声は市野さん・・・・

 

 

影絵と人形、役者が、モザイクのように絡み合っていきます。

 

 

ツバメの心のうちと、役者新井祐の心のうち・・・・・

そこに宇野さんのツバメの言葉が絡み合ってぶつかる・・・・・

 

 

屋根裏部屋に住む若者・・・・

(ラボエーム?を思い出してしまいます。最初の男の子の家の女の人はお針子・・・

あれ?レミゼラブル?・・・)

 

 

 

 

早くエジプトへ行かなきゃ。

そんなツバメに王子は目をつつきだしてマッチ売りの少女にあげてほしいと

頼みます。

 

 

 

素敵なガラス!

少女はそれをもらって走りさります。

 

ツバメは両目を失った王子の傍にずっといることに・・・・

 

 

ツバメは、死を悟り、王子の手にキスをさせてほしいと願います。

王子は、ツバメがエジプトに行くことにしたのだと思い、

ホッとして、

キスは唇にしてほしいと言い、

そして、

心からきみを愛していると話します。

 

ツバメは、

死と眠りは兄弟だろう・・・

そう言ってキスをして息絶えます。

 

その時王子の鉛の心臓は二つに割れてしまうのです。

 

 

次の日、町長がやってきて、

みずぼらしくなった王子を見て・・・

 

 

王子の像は台から降ろされ炉で溶かされることに・・・

 

 

鉛の心臓だけは溶けませんでした・・・・

そうして、鉛の心臓はゴミの山へ捨てられることに・・・・

そこは、ツバメが捨てられた山・・・・

 

 

エピローグ・・・・

神様が天使に言います。

この町で一番美しいものをふたつ持って来なさい。

 

 

天使は、王子の鉛の心臓と、ツバメの遺骸を持ってきました・・・

お芝居はこれでおしまい。

 

新年会はこのあともつづきました・・・・

出し物も・・・・

 

新年会つづく・・・・