音楽稽古・・・・

音楽を演劇として考えた時に音符に繋がるドラマを、

どうイメージするのか?

漠然としたイメージの奥にあるものは何だろう?

感覚は何からもたらされてる?

 

演奏家ではない僕らが、僕らなりの説得力を持つためには?

 

アプローチの仕方を変えてみる・・・・・

試行錯誤を繰り返して稽古・・・・

 

演奏はできるようになったけれども、

もっとイメージが作曲の宇野さんの中にあるけれども、

それをみんなに伝える言葉が難しい・・・・

 

言っていることがわかっても、

そこに行きつくことは難しい・・・・

 

いろいろアプローチを変えて試してみて、考えてみて・・・・

 

 

昨日は、2023年最後の稽古でした。

今年最後と言っても来週には2024年になっていて、

6日には稽古です。

一週間などと言うのはあっという間です。

でも年を跨ぐと言うのはなにか大きい気がします・・・・

 

まずは転換を確認・・・・

先日は市野さんがいて、優海音ちゃんがお休み。

昨日は優海音ちゃんがいて、市野さんがお休み・・・・

新たに変わったところを確認してみて、

稽古・・・・

 

 

最初から順番に・・・・

 

 

今回は影絵も使うのでその見え方も大きな課題です。

 

 

すらりと伸びた手が何に変わるのかは内緒・・・・

 

 

形を整えることも大事なことですが、

それよりも中が大事。

中が動く、中のあるものが表に出てくるように。

 

 

では、その中は?

どうやって?

動かす?

 

 

それは一人で無理やりにするのではなく、

周りから、状況から、役の心の中を感じる・・・・

 

 

台本に書かれている言葉を、役がどう感じているのか?

言葉と心のずれは?

 

 

 

今回は役だけでなく、役者として、言葉をどう感じるのか?

本の中で起きていることをどう感じているのか?

役と、役者自身それと、

それを客観的に観たとしてと別々に分けてみる・・・・

 

 

自分の役だけでなく相手を見る見方も3つに分けてみる。

そしてそれを場面毎に使い分ける・・・・

 

 

なるほど本として読めばその通りの気持ちの流れだとしても、

その気持ちの流れの中で引っかかることを感じた時、

それをどう表現するのか・・・・

 

 

具体性もとても大事です。

立っている場所を具体的にしっかりとイメージする。

服装は?

地面は?

周りは?

どんな建物が、どこにある?

家はどっち?

空は?

天気は?

寒い?

その寒さはどんな?

寒いとしたら、どこが冷たい?

周りに人がいる?

 

 

どんな風に立っているか?

どんな風に相手を感じるのか?

 

自分自身が感じたことを、身体全体で表現してみる。

まず自分から発信する。

 

稽古はいつだって終わらない・・・・・

 

優海音ちゃんは家が遠いので先に帰ります。

残った3人で打ち合わせ。

 

 

こうして、今年最後の稽古は幕を閉じました。

これから新年会公演に向けて、

小道具を完成させていきます。