先だって17年前に亡くなった同級生Kの
お墓参りに行ってきました。
同行してくれたのは
昨年ドイツに行った同級生Wです。
同じ学科な私たちですが
とにかく人数が多くて
話したこともない
名前を知らない同級生も居ます。
亡くなったKとWは
前後に分けられていた班が一緒で
Kと私とはサークルが一緒でした。
女子が少ない学科だったので
まぁ知らないこともなかったけど
班も専攻した研究室も違ったのに
Wと何十年と繋がっているのは
やっぱりKのお陰かな。
***
関東は雨が降ったり晴れたり
春一番が何番吹くんだ?くらい
風の日が続いていますが
この日も山では雪が降るという
小雨と風の日の冷たい1日でした。
最寄駅ではKの妹さんが
迎えに来てくれてまずは菩提寺へ。
備えたお花はこれまた
花屋の同級生が送ってくれたもの。
花鋏など持参するような人はおらず
花屋のB子、適当でごめんよ。
その後、ご健在のご両親に
お目にかかってきました。
そこで仏壇の位牌にも挨拶。
私はお通夜以来、Kはお墓に入って以来で
あーやっと来れた〜な感じ。
この日私たちはKからの手紙を
束で持参してきました。
携帯とか、メールとかがまだまだな頃
近況報告と言えば手紙でした。
Kは卒業してから
そのまま郷里の静岡に帰り
結構早く結婚したので
その様子やら子育ての話やらを
そして
誰が誰と別れたとか
結婚しそうだとか
Aから聞いたことを他に
Bから聞いたことをまた他に
と書いてくれていたので
私たち同級生は会わなくとも
それぞれの近況を知ることが
できたのでした。
***
後から会社を抜けてきてくれた
長男くんにも会えました。
私が彼に送ったオモチャの御礼に
描いて送ってくれた絵も
本人に見てもらうことができました
(本人サッパリ覚えてなかった)
(私も忘れていた)
何通かの手紙を
ゆっくり読み返していましたが
自分の子育ての様子を
初めて母親の字で見たでしょうね。
長女は国際結婚をして
現在はヨーロッパに在住とのことで
会えず終いでしたが
写真で見た孫ズが
ハーフ特有の可愛らしさで
見せたかったし
見たかったろうなと思いました。
親御さんからは
"こんなに古い手紙を
大事に取っておいてくれて
ありがとう"
"まだ娘のことを
思ってる人がいてくれて嬉しい"
妹さんも
"お姉ちゃんにも
楽しく愛された時があったと分かってよかった"
"こんなに楽しそうな親を見るのは
久しぶりでした。ありがとうございました"
とのこと。
息子くんも(現在の自分より)若かりし頃が
母にもあったことを再認識したでしょう。
お墓参りって本当に
清々しい気持ちになりますよね。
今回はご両親にも会えて
ホッとしました。
お母さまには
少し認知が現れてまして
お父さまとお母さまの馴れ初めを
何度も何度も嬉しそうに話されてて
過去に生きていくのも
なかなかいいもんだなと思ったことでした。