宙組『カジノ・ロワイヤル -我が名はボンド-』1回目 | palestinian-wind

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ワタクシの風に吹かれてみますか?

江戸へ戻った翌々日

宙組を観てきました。



語ればいいんでしょな画像

(世知辛くなりました)


最近の007シリーズの

洗練されたポスターとは違って


ピストルを持ってとか登場人物込みとか

往年の007を彷彿とさせるデザインですね。

リスペクト感があって好きです。


それは、まかじぇが何回も

煙草を吸うのもそう。


重みのあるオイルライターで

カッチョよく火をつける仕草✧


お酒のシーンも多かったかな?

(舞台がカジノですもんね)



にしても

"モテモテの秘密諜報部員"なんて

宝塚で演りそうで演ってなかった素材。


スーツものはまかじぇのラストに

相応しいお衣装でありお芝居で


組織的抗争な作品は

そこそこの下級生にも役が発生して


以前の作品「HiGH&LOW」

近しい雰囲気。ではあるものの


モテモテボンドですが女性陣としては

映画と同じくらいのの裸出で


娘役さんにはあまり活躍の場面がないのが

寂しいと言えば寂しいかな。



大がかりなルーレットや巨大トランプ

果てはパラシュートで2人が降りてくるなんて


いっぺんに作品の世界に

没入させてくれるのはさすがイケコ。


1本物でショーがない分

華やか、クールでまとめてあるかと思いました。



いいなーと思ったのは

まかじぇとキキちゃんの立ち回り。


いい感じの攻めがあいで

この辺りは星組のかほりがしました。



あとコミカルな場面も多くて

悪役も出るけど


あー痛そうとか

こちらも心が切なくなることはなく

政治がらみのハードボイルドサスペンス。



相手役で同じく卒業する潤花ちゃんとも

くっついてハッピーエンドではなく


お互いそれぞれの道を

追い求めていこうってなラストで


清々しく卒業していく空気感も

ちゃんと味わえるのもグッド。



スッシーさんの出番毎に

拍手が自然と出るのも泣けてくる。



しどりゅーも爽やかな

スパイ然としてて本人にピッタリ。