プレイング・マンティス「ベスト・イヤーズ」は泣きのメロディーが絶え間なく押し寄せる! | 赤と黒とさくら色のアベニュー~from PALE~

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BABYMETAL、さくら学院を中心に、現代のアイドルシーンを好き勝手に語るブログです。

今回は久々のハードロック/ヘヴィーメタルです。

メタルと言ってもこれほどメロディアスな曲はありません!
なので、「ヘビメタなんて・・・」と毛嫌いしてらっしゃる方にもぜひ聴いてもらいたいっ

その曲とは、PRAYING MANTIS「Best Years」です。
PRAYING MANTISとは1979年にデビューしたイギリスのハード・ロック・バンド。
ギターのティノ&ベースのクリス、このトロイ兄弟を中心にした彼らのサウンドは、ハードな中にもメロディアスな要素を盛り込み、同時期のIRON MAIDEN、DEF LEPPARD、SAXONらと共にNWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィー・メタル)を盛り上げたバンドでした。

この「Best Years」は、1998年発表の彼らの5枚目のオリジナル・アルバム『FOREVER IN TIME』からのナンバーで、作詞はもう一人のギタリストのデニス・ストラットンで、作曲はトロイ兄弟&ストラットンの三人によるもの。


お聴きになってお判りのようにこの曲の聴きどころはズバリ!
これでもか!!と迫る泣きのメロディー
これに尽きます。

イントロのツイン・ギターも、ちょっとクサいくらいの歌メロも、間奏の劇的なギター・ソロも、トニー・オホーラというボーカリストの哀愁に満ちた声も、そして・・・

♪僕は想い出に生きている
 子供の頃の夢にしがみついているんだ
 僕の人生で最高の時だったよ

という思いっきり後ろ向きな歌詞までも!(笑)

全ての要素で泣ける名曲
になっているのです。

僕はこの曲のイントロからコーダまで全編で涙腺を刺激されまくり、何度聴いても目頭が熱くなるんですよね~、
マジで
何か辛い事、悲しい事が起こって泣きたくなった時には決まってこの「Best Years」を聴くほど。


彼らは「マンティス節」とまで形容される哀愁メロを含んだナンバーが多く、この曲以外にも我々日本人の琴線に触れる名曲がたくさんあってこの日本ではある程度の人気があるんです

しかし・・・世界的にはあまりヒットを記録した経験は無いうえに、HR/HM全盛期の80年代にゴタゴタ続きでアルバムをリリース出来なかったという不運があり、メンバーチェンジが激しく特にボーカリストが流動的で、そのせいかアルバムごとの出来不出来が激しかったり・・・と、
このバンド自体に泣ける要素がたっぷりなのがまた悲しい


最近はBURRN!も買ってないので、彼らに関する情報も全然ありません。
今も活動してるのか?アルバムは出てるのか?
ちょっと気になるところ・・・。


ちなみにPRAYING MANTISとはこの虫のこと!






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