一昨日は割と過ごしやすい一日でしたが、昨日(18日)はまたも暑さがぶり返してきましたね~
またこれから熱帯夜が続きそうでイヤになりますが、そんな暑い夜を少しでも涼しく過ごせそうなクールなサウンドをベッドサイドのBGMにどうぞ!
タイトルもズバリ!の「Summer Night」
1963年のアルバム『Quiet Night』からの1曲で、パーソネルは
マイルス・デイヴィス/トランペット
ヴィクター・フェルドマン/ピアノ
ロン・カーター/ベース
フランク・バトラー/ドラムス
ベースとドラムスはひたすら遠慮がちにリズムをキープし続け、マイルスお得意のミュートを効かせたトランペットがメロディーを紡いでいきます
時折激しくブロウするものの、全体のトーンはあくまでクールにクールに
これぞマイルスのバラード演奏の醍醐味!
ピアノのバッキングもトランペットと見事に溶け合っていてウットリしますし、
特にソロの受け渡し、4:02のピアノの一音がシビれる瞬間
どうですか~!
この全体を貫く緊張感とどこかヒンヤリしたサウンドは、暑い夜に涼をとるには最適だと思いませんか~
僕はこの『Quiet Night』というアルバムを持ってないので詳しくは知らないのですが、調べてみるとギル・エヴァンスというアレンジャーが制作に携わっていて、大規模なオーケストラが起用されているようです。
実際つべに挙がってるこのアルバムの収録曲のほとんどがオーケストラ・サウンドが目だっているのですが、何故かこの「Summer Night」という曲だけはノン・オーケストラ!マイルスたちカルテットでの演奏になっているんですね~
ウチの読者様にはあまりJAZZにうるさい方はいらっしゃらないと思われるのでぶっちゃけちゃいますが・・・・
僕はオーケストラの入ったJAZZは嫌いなんです。
あ・・・言っちゃった・・・
JAZZはあくまでベース、ドラムス、ピアノ、サックス、トランペット、ギター、それにヴァイオリン!この7つの楽器のうちの4~5つの音だけで堪能したいんですよね~。だから本当を言うとヴィブラフォンとかクラリネット、トロンボーンもあまり加わって欲しくない!
オーケストラはオーケストラで迫力があって好きだけど、MODERN JAZZとは融合してもらいたくは無いんですよね~。
・・・って、こんな変なこだわりに共感してくれる人はめったにいないだろうけど・・・・
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