そしてソウルといえば当ブログにおいてはフィリー・ソウルの事であります
DEXTER WANSELが1979年にPIR(フィラデルフィア・インターナショナル・レコーズ)より発売した『Time Is Slipping Away』よりメロウなミッド・バラード「The Sweetest Pain」を聴いて下さい。
このジャケットを見て、出てくるボーカルも野太い男性のものだと思ったでしょ
しかしこの人、元YELLOW SUNSHINEのメンバーでもあったDEXTER WANSELさんはキーボード・プレイヤーであってボーカリストではありません。女性ボーカルはテリー・ウェルズなる人物で、お聴きの通りの艶のある美声です
華麗なストリングス∔メロウなキーボード∔厚みのある女声コーラス、とフィリー・ソウルに必要な要素をしっかり押さえつつも腰のあるベースラインがダンサブルでかっこいい
僕なんかは出だしのフェンダー・ローズだと思われるエレピの左右を行き交う音色だけでもう・・・、
昇天しちゃうんですけど~(笑)
もう一曲、「I'll Never Forget(My Favorite Disco)」というナンバーもどうぞ!
こちらも美しい女声コーラスをフューチャーしたディスコ・ナンバー
「The Sweetest Pain」よりさらにファンキーになったチョッパー・ベースがイカすでしょ
アフロヘアに口髭をたくわえ、なんだかつまらなさそうにソファに座るデクスター。その手前にはブルドッグらしき愛犬(?)が微妙な表情で佇む・・・、なんともユーモラスなジャケットながら、ここから聴こえるサウンドは最高にオシャレでメロウ・グルーヴなのが面白いですな!
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