あなたと出逢って
角砂糖の入った淡い紫色の缶の上
私は座っている。
木漏れ日のなかで 少し目を開けて
空を見つめながら あなたを想って。
ずっと出逢ってみたかったの。
優しくて柔らかいあなたのそばに
私が座って 寝転んで 時々頬を寄せて。
マシュマロみたいに甘くて そんな時間。
月光が私たちを導く。
道標となり 知らせてくれる。
「もう二人の距離は あとちょっとだよ」
そんなふうに 寂しく。
~中原はぐ~
~はぐの言葉~
「月の満ち欠け。」
あなたと出逢うから
私は生まれた。
それをあなたも知ってくれていると
今でも、静かに
信じている―――。
詩のテーマです
台風にはお気をつけて
今後ともよろしゅうです