君との恋 君との愛








一緒に好きなアーティストのライブに行って
あれが良かった これも良かった
とか言いながら お互いを見つめてる。

〈アイスクリームは冬のごちそうだよ!〉
そうはしゃぐ君はまるで 幼い子のようだった。
片手にソフトクリームを持ちながら
帰り道を歩く。

外はもう真っ暗で 時間は深夜。

君といる時間は 真昼のようだと思う。
あたたかくて、
猫にでもなろうかな?
なんて思うくらい。

杏色の髪色の君は
今、何を考えている?
ソフトクリームを食べながら
星も無い夜空 見上げて。
君は「星はあるんだよ」と言うだろうけど。
そんな君が、僕は好き。



「美味しい温かい紅茶でも どうですか?」


僕は臆病だから 優しくしてほしいし
甘えられるよりか 甘えてみたい。
でも、顔は 怖い と言われる。
そんな僕を 愛してはくれませんか?
どうか、お願い。



強くはないけど 君を守りたい。
アーティストの影響かな、まぁいいか。
でも本心なんだよ?
君の隣にいたい。 愛してみたい。



どの時代にタイムスリップしたとしても
君と笑っていたいんだ。
笑って笑って 頬が筋肉痛になるくらい。
(それは大袈裟?)




「ねぇ、話聞いてる?」
「ぼーーーっとしてると転ぶよ?」



そんな事を言う君の心は
別の誰かのところへあるらしい。

 

もう ライブなんて行くんじゃなかったな。
また余計な気持ちが出てきてしまう。
「好き」という2文字が言えない僕は
いつになっても 臆病者だ。




「またね」


そう言いながら 手を振る君。
その腕を引っ張って 抱き寄せる事も
僕には出来やしない。


「うん、また」


臆病者の恋心には傷がつきやすい。


臆病者で小心者な僕を
誰かに慰めてほしい。




それは、きっと君が良いのにな。










~中原はぐ~







~はぐの言葉~

「臆病者の恋心にキズ。」

主人公の男性は臆病者で小心者。

顔は強面でも 中身までそうとは限らない。

恋する相手に自分の気持ちを伝えることも

出来ずにいるのです。ちょっと不満

ちなみに、

「美味しい温かい紅茶でもどうですか?」

という言葉は主人公の心の声、ですニコニコ










~はぐからの感謝~

いつも「いいね」ありがとうございますハート

嬉しいですハート

ご覧頂きありがとうございましたハート












今後ともよろしゅうですピンク薔薇