“地質標本”を食べてみたー「ジオガシ」のお話 | 化石の日々

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オフィス ジオパレオント代表のサイエンスライター 土屋健の公式ブログです。
化石に関する話題,ときどき地球科学,その他雑多な話題を書いていきます。

いやいや、実際に岩石をボリボリと食べたわけではないですよ(*゚ー゚)ゞ

私のtwitterでも以前紹介したことがあるのですが、ジオガシ旅行団なる組織があるようで、そこでは地質標本を模したお菓子をつくっています。

ジオガシ旅行団のホームページによると、伊豆半島の各地で販売しているようですが、いかんせん、なかなか伊豆にいく用事がありません。
食べてみたいなぁ、と思っていたら、Facebookページで直販をやっていたので、さっそく注文してみました。

本日到着。

包装紙からして、地質の臭いがプンプンします( ̄▽+ ̄*)

ジオガシ


となりに置いたのは、私のiPhone4Sです。
結構大きめの箱です。

開封するとこんな感じ。

ジオガシ

合計8個の”地質標本”とバッジ、解説紙という構成です。
なかなかにマニアックなラインナップ。
これは地質関係者にはたまらないでしょう。
一つ一つ、「似ている」「似ていない」の議論をしながら、つまんでいくのに最適です。
楽しい会話ができそうです。
現在、地質に関わっていなくても、高校や大学で地学に携わった方であれば、楽しめると思います。昔を思い出しながら、いかがですかね?



解説紙には、それぞれの“地質標本”のモデルとなった現場をプロットした地図が描かれています。

ジオガシ

これが良いですね!
私はこのフィールドを訪ねたことはないのですが、もし、自分がかつて歩いたフィールドが、こうして確認できたら感動ものです。

さすがにすべてをいっきに食べるのはもったいないので、二つほどチョイスして開封してみました。


柱状節理

ジオガシ

と、

水底土石流です。

ジオガシ


それぞれのパッケージには、元になった現場の写真と、解説書が付いています。
これもなかなかオモシロい。
とくに柱状節理は、よく表現されていますね。

それぞれのお菓子が手作りで、たとえば“柱状節理”には、爪木崎産のひじきが使用されているなど、地元の食材が使われているようです。

お味はというと、普通に美味しいです。
パッケージの裏には英語の解説もあるので、海外の地質関係の友人が来日したときにプレゼントしてみようか、とも思います。

なかなかにマニアックなお菓子ですが、地質関係の方々は楽しめると思います。
大学でも、ゼミのお茶請けにいかがですか?

なお、時節柄、しっかりとお断わりしておきますが、当オフィスはジオガシ旅行団とは何の関係もありませんし(少なくとも現時点で)、このジオガシを紹介する上でのいかなる利益供与も受けておりません

味、その他に関しましても、あくまでも個人の感想ですので、もしご購入の際は、すべては自己責任でお願いします( ̄▽+ ̄*)

すべてを食べ終わったあとの空き箱は、ちょっとした標本を整理するにも使えそうです^^



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