2013年カレンダー予約開始!
本日,2013年カレンダーの予約を開始しました。
例年は三葉虫編と古生物編の2種類だけですが,
来年のカレンダーは擬人化編を加えて3種類用意しました。
擬人化編は現在制作中の『化石・古生物擬人化図鑑(仮)』の
キャラクターの中から13種類を厳選して載せています。
表紙のエディアカラ紀から始まり12月の第四紀まで,
各時代から1種類ずつキャラクターを掲載しています。
かわいい擬人化キャラクターとともに毎日を過ごしてみませんか?
おすすめ!ヤフオク情報 三葉虫Chotecops
今週のおすすめヤフオク情報もう1つ。
ブンデンバッハから産出した三葉虫チョテコプスです。
ブンデンバッハとは,ドイツにある
古生代デボン紀前期(約4億1900万年前~約3億9300万年前)の
化石産地です。
ここからは黄鉄鉱に置換された化石が
産出しています。
素晴らしいのは,黄鉄鉱に置換されて
軟組織まで残っていること。
ブンデンバッハから産出する化石の中には
X線で撮影すると軟体部がきれいに映し出される
ものがあります。
ひょっとしたらこのチョテコプスにも
軟体部が残っているかも!?
メゾンクリークのザリガニ
前に長く飛び出したはさみのような口,
横に飛び出した有柄の眼,
三角形のヒレの付いた肢のない体。
非常に奇妙な形をした生物です。
古生代石炭紀に生きていたターリーモンスター。
いまだに所属不明の謎の生物です。
このターリーモンスターの化石が産出するのが,
アメリカ,イリノイ州にあるメゾンクリーク。
ここから産出する化石は,ノジュールという
非常に硬い塊の中に保存されています。
ほとんど腐敗していない,
立体的に保存されている,
クラゲなどの軟体部しか持たない生物でも保存されている
という素晴らしい保存状態!
豊橋自然史博物館で見て以来,
すっかりファンになってしまいました。
ふぉっしるでもメゾンクリークの化石を
扱いたいなとずっと思っていましたが,
今回,ようやく仕入れることができました。
- ママヨカリス
- ザリガニのような形をした甲殻類です。
腹部や頭胸部の節がきれいに残っていますし,
頭部の前では触角まで確認できます。
メゾンクリークの保存の良さが実感できます。
しかもネガポジセット。
ネガ側もとてもきれい。
きれいなザリガニを,お1ついかがですか?
はあ・・・。
やっぱりメゾンクリークはいいなあ・・・(゜ρ゜)。