新旧トクサ類 | 化石ショップ「ふぉっしる」店長の日常

新旧トクサ類

こんにちは。ふぉっしる店長です。
寒いです。
今週末は暖かい予報だったのでは・・・・・・?

今回、紹介する商品はこちら!

石炭紀のトクサ類、カラミテス
石炭紀のトクサ類、カラミテスの化石です。
幹の節と縦方向の細かい筋がきれいに残っています。
始新世のツクシの頭
始新世のトクサ類の胞子嚢穂(いわゆるツクシの頭)です。
表面の魚の鱗のような模様がよくわかります。
また、内部がきれいに玉髄化しています。

デボン紀前期から現在まで生きているトクサ類の新旧2つの化石です(「新」とはいえ、3000万年以上前のものですが)。
節に分かれた茎(あるいは幹)に、放射状に生えた葉と、昔からあまり変わらない形をしています。
ツクシの頭も、今のものとよく似た形をしています。

長い歴史を感じる植物の化石いかがですか?

カラミテスの幹に、最古の有羊膜卵類ヒロノムスがよじ登ることもあったでしょう。