三葉虫の世界
今日は三葉虫についてのお話を
三葉虫は,カンブリア紀からペルム紀まで,
古生代を通じて繁栄していた節足動物です。
種類は古生物の中で群を抜いて多く,その数数万種!
形も多様で,この三葉虫の世界にどっぷりはまる人も数多くいます。
なぜ「三葉虫」というかというと,
体が中葉と左右の側葉の3つに分かれているからです。
こんな風に↓

ちなみに,頭部,胸部,尾部(尾板)の3つにも分けられます。
こんな風に↓
某博物館で,係りのお姉さんが,団体のお客さん相手に,
「頭部,胸部,尾部の3つに分かれているから『三葉虫』という」
という説明をしていて,「違うのになー」と思いながら聞いていた記憶があります(^^;)。
ギャラリーに来てくれた人が一番驚くのも,三葉虫。
「化石は平べったいものというイメージがあったのに,
立体的でこんなにいろいろな形のものがいたなんて!」
と,熱心に見ていかれます。
そういう風に化石に興味を持ってもらえると,うれしいですねー(*^o^*)。
いろいろな三葉虫を見てみたい!という人は,
webギャラリー,ふぉっしるの三葉虫コーナーがお勧めです。
もちろん,リアル・ギャラリーにお越しいただくのも,大歓迎です(^-^)。