恐竜の卵の中に虫の繭!?
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アルゼンチンの中生代白亜紀後期(約7000万年前)の地層
から発見された竜脚類の卵の中に,
現生のジガバチの繭によく似たソーセージ型の構造が
発見されました。
ジガバチは獲物を毒針で麻痺させた後
その体に卵を産み付け
卵からかえった幼虫はその獲物を食べて育ち
数日後繭を作ってさなぎになるとか。
割れた恐竜の卵の中身を食べた昆虫やクモを
ジガバチが獲物にしていたのだろうと考えられています。
このジガバチを頂点とした食物網は
恐竜の営巣地から腐った卵を取り除き
営巣地をきれいにする働きがあったとも
研究者は考えています。