鳥インフルエンザから新型インフルエンザへ
大変久しぶりの投稿となってしまい、今更ながら筆不精を反省している
次第です。
しかしながら、筆不精などといっていられない情報も入ってきましたので、
気を引き締めて投稿します
■新型インフルエンザ発生(確度70%)
6月中旬医療関係者から中国でヒトからヒトに伝染する新型インフルエンザ(H5N1型)がとうとう発生したとの情報が入ってきました。その後も医療関係の記者からも同様の情報が入りましたので、某国際機関の幹部である知人に問い合わせしましたところ「切迫した状況である」とのことで、中国南部で数百~千人程度の患者が出ているそうです。
当然、中国政府は北京オリンピックを控えているため情報公開には消極的であるし、日本政府・行政も情報を掴んでいますが、まだ発表を控えている状況ということです。
しかし、日本国内で1例でも発生したら隠すことは困難ですので、一大パニックとなることは必至です。
今までにもタイやベトナム、中国で鳥インフルエンザにヒトが感染し、死亡する例がありましたが、それは鳥インフルエンザの高濃度感染(鳥飼育者などが鳥インフルエンザウィルスを大量に吸い込み、特異的に発症するケースで、ヒトからヒトへは移らない)であり、ウィルス自体が変異をした訳ではないので、パニックにはなりませんでした。
皆さん周知のとおりH5N1型ウィルスは強毒性であり、人類にとっては未知のウィルスです。日本国内で流行した場合、数100~1000万人が死亡するとも推測されています。
政府は現在2000万人分のワクチンを備蓄しているとのことですが、そのワクチンは現在の鳥インフルエンザウィルスから製造したプレパンデミックワクチンで、ヒト→ヒトに伝染する変異したウィルスで製造するパンデミックワクチンではありません。よって専門家からも効果が疑問視されています。(ないよりマシですが)
パンデミックワクチンは流行時にウィルスを採取し製造するので、国民全員分ができるのには半年から2年程度かかるといわれています。ではそれまでに、このウィルスについてどういう対応策があるのか?
残念ながら、完全な対策はないのが現状ですが、主たるものは下記のとおりです。
① プレパンデミックワクチンを医療関係者、社会システム維持に必要な職種の従事者から優先的に接種する。
② 感染者を隔離する。
③ タミフルなどを投与する
① については、上述しましたがこのワクチンは効果が疑問視されています。
② については当然ですが、隔離されたヒトの処置や生存率の問題が指摘されています。
③ についても専門家からの意見が分かれています。
(賛成意見)体内でウィルスの増殖を抑制するので効果に期待できる。または軽く済む。
(反対意見)・臨床的には1日程度しか発熱期間を短縮できないのに、あえて投与する必要があるのか。
・48時間以内投与は確定診断の早期システムを構築する必要がある。・副作用が重い。
現状は、予防的手段が重要となります。その予防手段の主たるものは。
①マスク ②手洗い・うがい ③ヒトとの接触を避ける ④免疫力を高める
①については、インフルエンザは飛沫感染なので非常に重要です。特にウィルス対策のマスクをお奨めします。
②についても、当たり前のことです。ウィルス自体は強くないので、一般的な薬用石鹸やアルコールなどで
対応できます。特に感染の疑いのある患者の排泄物は充分注意しましょう。うがいについてはウィルスの細
胞進入時間が約10分程度なので効果に疑問もありますが、気分的にもしたほうが良いでしょう。
③についても、当たり前です。必要最小限度にしたほうが無難です。恐らく流行時は公的交通機関や学校などは閉鎖されるでしょう。
④については、いろんな選択肢があると思いますが、確度の高い方法を選択したいものです。
そこで予防で推薦できるものが、インターフェロンとインデューサーです。
■ インターフェロンの有効性
もともとインターフェロンは初期の免疫に関与し非常に重要です。細胞内にウィルス進入と同時に、その細胞からインターフェロンが分泌され、一連のサイトカインカスケードにより免疫力が増強します。またインターフェロンに感作を受けた細胞は2-5A酵素をはじめウィルス分解酵素を産生します。ウィルス分解酵素にさらされたウィルスは増殖できずに不活化します。また免疫力が向上すれば、自然免疫のマクロファージが活性化し、ウィルスを捕食してくれます。更に抗体産生産生能も向上します。
●インターフェロンα・β製剤の点鼻も有効
主に欧米やロシアではインフルエンザの予防において、インターフェロン製剤の点鼻での有効性が、論文や学会発表で認められています。
●インターフェロン・インデューサー
インターフェロンの特徴は上記のとおりですが、インデューサーとは“誘発物質”という意味です。
インターフェロンは体内の細胞が産生できるものなので、ウィルスではなく、違う物質を細胞に作用させ、自分の細胞からインターフェロンを産生させる仕組みをいいます。
また、小腸→門脈→肝臓ルートで多糖体が肝臓に入り、肝臓のマクロファージであるクッパー細胞から、さらに腎臓や脾臓のマクロファージからもインターフェロンが産生され、体内に循環していきます。インターフェロン・インデューサーにおいては、肺からもインターフェロンが検出されます。
インフルエンザが流行する前から摂取することで、体内の免疫力を高め、ウィルス分解酵素を産生しておくことが重要です。このインターフェロン・インデューサーは現在、国際保健機関からも注目されていて、これから限られた時間の中、共同研究を模索していきます。
少し長くなったので、次回にまた詳細を報告します。
なお、この情報は正しいかどうかは保証できません。
偽情報かも知れませんので、お含み置きください