ジステンパーウィルス消失②
それから立て続けに、イヌのジステンパーの症例が3例、治癒したとの報告があった。
「よし! ちょっと症例数は少ないけど、インパクトは非常にある。まとめて学会発表をお願いしよう」ということになり、早速先生に電話を入れた。
「先生は健康を崩されて暫く入院することになってしまいました。」と看護師の返答があった。
ちょっと肩透かしをくらったが、気をとり直して「退院のご予定はいかがなものでしょうか?」と聞いてみた。
「それが、よくわかりません・・・」との返事に、あまり詮索してはいけないと思い、気長に回復を待つことにした。
臨床で使用を始めてから、快調な滑り出しと思っていた矢先のことだった。
小島先生との出会いから3年が経過した時期だった。
しかし、今現在も、その先生は闘病中の身である。
センセーショナルな幕開けはお預けとなり、違う手段を考えなければならなくなった。