ビリーエリオット2024/9/14ソワレ | むすこといっしょ、むすめもいっしょ。

むすこといっしょ、むすめもいっしょ。

忙しいけど楽しい毎日の備忘録。

2週間に渡るビリー断食を経て、気力は十分🔥
ということで満を持してBrillia炭鉱にやって参りました。
 
断食明けはやっぱりウイチロビリー🎶
今季なかなか当たらない安蘭先生と根岸granma✨

 
3週間ぶりのウイチロビリー。
歌の安定感がすごい。
苦しそうな感じが全然なくなってる。
てか歌上手いよね?
 
ふてくされ感はだいぶ減って、面倒くさいなあ鬱陶しいなー感は残しつつ、瞬間的に顔を出す幼さと笑顔がめっちゃ煌めいとる✨
 
アチチュードプロムナードの収束感が相変わらず素晴らしい。ホント好きだわあ…。
solidarityでスポットを回り終えた後、W先生の所に行ってピルエットの練習を始める時のウイチロビリーの動き、「るんっ🎶」ていう効果音が聞こえてきそうで凄く良かったです。
バレエのレッスンが楽しくてしょうがない!って感じが伝わってきました。
 
Angry前のW先生とトニーの罵り合いから母ちゃんは……死んだ!!までのビリーの表情の移り変わりを観るのが最近のブームなのですが、今回のウイチロビリーでは失望→怒りを感じました。
いやあガッカリするよね、あの場面の大人たちにはさ。でも大人達だって人間だから感情があるし、いつでも正しい保護者でいられるわけでもないのよね。うう、身につまされるシーンですわ。
 
厚地さんオールダーとのDream balletはもう何も言うことないですよ。
厚地さんの穏やかで包み込むような微笑みと、ウイチロビリーの笑顔。
この二人が顔を見合わせて頷きながら踊ってるとかもう本当に幸せで美しい世界でした。
しかし改めて見るとすごいスモークの量で、あれ舞台上ではちょっと離れると何も見えない状態なのでは?
そんな中であの優雅さあの美しさ。
何て恐ろしい演目なんでしょうねホントに。
 
 
そしてelectricityですよ。
この大ナンバーには客席の熱が絶対に必要。
久々に心拍数あがりました~~!!
拍手と歓声を受け止める宇一郎君の晴れやかな笑顔と、良かったな!!と頷く鶴見Dadの表情が最高でした。
これこれ、これが観たくて通ってるの!!
 
 
安蘭先生はとにかくカッコいい。
登場シーンの「椅子!!!」でもう既にカッコいい。
ほんと最高。ほんと大好き!!
 
ラストのビリーを見送るとこ。
ウイチロビリーの「帰ってくる度ここに来るよ」という言葉は、幼さや純粋さからではなく、W先生を師と心から認めているから発せられたものであると感じられるのですが(面接中にW先生の名前が出たときの表情とかもそう)、
いつも皮肉めいていて本音出さない風の安蘭先生がぐぐっと真顔になって、
ここから出て行け、振り返るな、ここには何もない、と諭す姿に涙が出ました。
そこからの「あんたは、メッタクソ特別よ!!」
はぁ~~何回も言ってるけど、安蘭先生、あなたもメッタクソ特別です!!!
 
 
前半の鶴見dadはとにかくポンコツ(超失礼)。サラを失って抜け殻になってしまった感がすごい。
「オフクロが死んでから、オヤジはただの粗大ごみだ」ってトニーに言われちゃう、そんな親父を見事に体現してる。
でもdreamballetの後、決意に満ちた表情でポーズを決めるウイチロビリーを目の前にした時、鶴見dadのスイッチが入ったのが見えました。
そこからの鶴見dadは強い。もう迷わない。まっしぐら。
トニー&炭鉱夫との言い合い(He could be a star)のシーンでは、もう少し葛藤してくれないとトニーが浮かばれないとは思うものの、この、一旦こうと決めたらまっしぐら!なのが鶴見dadの鶴見dadたる所以でもあるよなあ。
 
合格判明したあとのオーレーオレオレオレー🎉に喜びが溢れていてすごく良かった(語彙力)。
ここは素っ頓狂になりがちなシーンだけど、ビリーのために必死にでやってきた鶴見dadの爆発的な喜びが詰まってました(矛盾する日本語)。
 
荷造りしたあと、コートを着るウイチロビリーの表情が喜びに煌めいていて、それを見守る鶴見dadの表情との対比に涙……となるはずが、グルグル回るウイチロビリーを見ながら、
 
鶴見さん!!腰!!どうかご安全に!!!と願ってしまいました……。
 
いやーごめんなさい😂
もちろん鶴見dadも益岡dadも炭鉱夫だし、私のようなヘナチョコとは鍛え方が全然違うから、
突撃してくるウイチロビリーをガッシと抱きとめていらっしゃって毎回素晴らしいです。
 
 
遥都マイケルは声が綺麗。
無邪気なような?でもどこか切ないような?ちょっと読めないマイケル。踊りだすとキラッキラ✨
ナースのシンディと取り替えたぁっっ!!!が爆音すぎて耳を塞ぐウイチロビリー🤣
ラストシーンは唇噛み締めてビリーを見送る。ラストの台詞は、ちょっと幼くて無邪気な印象でした。
 
 
日茉莉デビー。
solidarity後にdadが怒鳴り込んでくるシーンでビリーの方を心配そうに見ていたのがすごく印象的でした。
「は?!なに怒鳴ってんの?キッショ!」みたいな感じで斜に構えるデビーが多いシーンなので。
心優しいデビーなんだろうな~と思いながら見てました。
 
 
辰巳さんヘアカットされました(唐突)?
 
シャロンが森田さん。
solidarity女性警官2枠踊れて、トレイシーとシャロン(と恐らくティナも)踊れるってどういうことですか?!!凄すぎます!!
 
加賀谷さん枠(starsでペン隠しする)に春口さん。
断食してる間に、公式さんのツイートで彼の名前がジェフでトニーの親友であるという情報を得まして。
そういう視点でトニー、スカブ(本名じゃないけど)、ジェフの3人を見てたら………😿😿😿
いっつもdadがスト破りした後取り残されたトニーが唾吐かれて炭鉱のみんなが下手から椅子持ってきてダン!って置いて、みんなで座ったあとトニーが隣の炭鉱夫の手を振り払って座り直すんだけど。隣の炭鉱夫さん、アナタ、ジェフだったのねー!!!!
竹内さんの使いな…これも!の後真っ先に続くのもジェフだし、スカブが登場した時のジェフの表情!
怒りを募らせて詰め寄るトニーとスカブの顔をハラハラ見守るジェフ!んでもって、とうちゃんこれ使っていい?の後、トニーが見回した時の、一点を見つめるジェーフ!!
 
何ということでしょう。毎回こんな世界が繰り広げられていたなんて全く知らなかったんですけど!
これは、教えてもらってホント嬉しい設定でした。
 
公式さん、加賀谷さん、ありがとうございます!!
このシーンはこれからも要チェックだわ。
 
 
2幕冒頭のジョージへ。今日は、足元は……悪くなかったけどすごく暑かったよ!
募金箱からロープが出てくるマジック(?)、練習通り上手くいったようで良かったです!
2024ビリーのこのシーン、芋洗坂さんのコメディセンスが発揮されて毎回違うし面白くて盛り上がるし、初演再演よりずっと好きです。
客席にいる私達も、より違和感なくイージントンの一員としてクリスマスパーティーのシーンに突入できる気がします。
 
 
 
いろんなキャンペーン(文科省の子ども無料招待とか驚きの2枚で1枚価格のペアチケットとか)が功を奏して客席の入りも上々。
小さい子が多いので賑やかな雰囲気。
冒頭のスモボの登場で拍手が発生し、今日はいい感じだぞ!と思いましたね。
満席の客による熱気、これが2024ビリーに必要な最後のピースです。後は全部揃っとる。
 
ボクシング教室のシーン!
小さな子の笑い声がたくさん。幸せだわー。
 
クリップボードレディのところで、後ろの席の子たちが「あれ、もしかして(タバコ)吸うんじゃない?」
「うわー吸ったーやだー間接キス!!!」
と衝撃を受けていて面白かったです。
わかりますうちの小学生もめちゃくちゃ間接キスに厳しいですもん🤣
 
合格通知のエリオット家シーンでひとしきり笑ったあと、「これダルマさんが転んだだよね!!!」っていう可愛い声が聞こえてきてホッコリしました。そうだね!面白かったよね!
 
今回のキャンペーン、子ども達にミュージカルを見せるという意味ですごくいいと思います。
次の世代が来てくれなきゃ劇場は絶滅しちゃうわけで。
たくさんの子ども達が劇場で楽しい経験をして、大きくなって末長く劇場に足を運んでくれたらいいなと思います。
え?まずはお前が連れてこい??うちの子はホラ・・・・いろいろ!
 
 
というわけで、次の観劇の前に書き終えないとどんどんたまっちゃうから無理やり仕上げた感想文。
「また書いてんの?そんなの誰が読むの?」って息子に呆れられてますが、
これは未来の私のために書いておるのだよ。
再々再演の時に読み返すと、この日限りの劇場のこの空気が鮮やかに蘇る…のかどうかはシランケド。
とにかく書き終えたぞー!バンザーイ!
 
ってことで、今週は結構追い込む予定です☆