まさかのダブル更新です!

 

「UFC Fight Night 244」 ブランドン・ロイヴァル vs. 平良達郎 感想!

本日のブランドン・ロイヴァルvs.平良達郎の感想です~

平良については、前回のペレス戦の際に「同格のフレームの相手との試合が観たい」という話をしましたけれども、今回のロイヴァル戦はまさにその条件を満たしている試合でしたね~

ロイヴァルという鏡を通して、平良の等身大の地金を観ることができて嬉しかったです✨

 

「ONE FF 81」のタン・ジン、「UFC 307」のホアキン・バックリーに観るシフティングの魅力!【MMAテクニック使用例】

タン・ジンホアキン・バックリーのシフティングフックがめっちゃ好みだったので、記事にまとめてみました~ノシ

タン・ジンのような若いキックボクサーがシフティングを使うのは、競技同士が混ざってアジアの技術相互作用が生まれつつあるONEを象徴する出来事だな~としみじみ感じたりしましたね~

バックリーのシフティングは、まさにトップコンテンダーに相応しい高度で緻密な技術で、トンプソンのような熟練者を追い詰めた戦術と実行力が見事でした!

回転蹴りばかりがフューチャーされがちなバックリーですけれども、UFCランカーに相応しい選手であると改めて証明できた試合であったのでは、と感じます!

 

 

平良という日本MMAでトップの人材が、ここまで打撃戦で撃ち負けるというのは、日本MMAがいよいよ打撃進化に全力で向き合わないといけない提示であろうと思います。

日本MMAでまるで事実かのように語られがちな誤りが、「打撃はセンスで寝技は理論」みたいな言説です。

MMAは、打撃にも理論が存在しますし、寝技にもセンスが必要です。

もし打撃がセンスのみであるなら競技の進化など起こらないですし、もし寝技が理論のみであるなら、競技で圧倒的な優秀者が生まれることなど起こりません。

つまるところ、日本のMMAは寝技の理論体系が普及しているけれども、打撃の理論体系の普及が足りていない、という事なのだと思いますね~。

実際、日本のMMAメディアの打撃の解説とか観ていると、かなり打撃に関して素っ頓狂な解釈が書かれているのも観られます。(勿論、寝技でも驕ってはいけない訳ですけれども…)

 

一番ひどかったのは、大沢健治(大沢ケンジ)が試合中にコーナーから選手に「被弾上等で突っ込ませる指示」を出していたことですね…💦

打撃で最も必要なのはフットワークやフレームによる防御の技術であり、それは反撃に移る為のセットアップと直結しています。

なので、ちょっと大沢健治がどうしてこんな出鱈目で素っ頓狂な指示をするに至ったのかは本気で分かりませんけれども…

現役時代にスマートな闘い方が身上であった大沢が、自分に蓄積していない「無鉄砲な攻め」を後進に教えようとしても、それは無理があると思います。

自分の中に存在しない技術は、人に教えることは出来ません。

 

「無鉄砲な攻め」には、無鉄砲な攻めなりの「打撃の理論」が存在しています。

つまり、本質的に打撃のエキスパートに「無鉄砲な攻め」は存在せず、「(一見すると)無鉄砲(に見えがち)な攻め」のみが存在するということです。

なので、「無鉄砲な攻め」を使いこなす為には、その当事者に師事して、その無鉄砲さに隠されたノウハウを知り、ノウハウを自身に蓄積し、指導用にブラッシュアップし、トレーニングの体系化をして…という手順を踏む必要があると思います。

MMAの打撃を向上させるために必要なのは、その集合知としての認知の進化と改革ではないかな~、と感じています✨💡✨