ハイブリッドダブルボールベアリングを作ってみた【追記あり】 | 院長のブログ

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主にアジング関連のブログです。

一つ実験のテーマが決まりますと

系統的に実験するので

めんどくさい性格の院長です


ギア側のスプールベアリングを セラミックボールベアリングで小口径化する 

を試してみることにしました。




前回

アルファスsvtw改は


カップ側 8-3-4サイズのセラベア(Any製)

ギア側 自作ステンレスダブルボールベアリング1033


にしたところ かなり良い感じになりまして


これで充分戦えると 喜んでおりました。




しかし、ギア側のベアリングも セラミックにしてみよう と


とりあえず

SS AIRに装着していた

金属製カラーに入った 6-3-2.5 なベアリングセットを Roroスプールのベアリングと換装してみました。


しかし、さほど変化なし。

やはりギア側は ステンレスダブルボールベアリングでもええやん〜


と一瞬考えましたが



そういえば

自作ステンレスダブルボールベアリングの 内側のベアリングは、 6-3-2.5サイズやん

と思い出し


それだけを セラミック化してみることにしました。




その前に

1034サイズの

Roroのベアリングカラーにも 6-3-2.5セラミック入るかなあと試してみましたが かなり硬くて入りにくい

無理して入れたら 取り外すのは無理であると

歯医者の脳が ストップをかけてきたのでこの試みは中止しまして



じゃあ次は 

【ダブルボールベアリング作りの基礎知識】の記事で作製したブツを


上が1060 



これね


を分解して



大きい

ミネベアの 1060に

Anyの 小さい6-3-2.5を合体させてみましょう(笑)



完成

内側セラミック 外側ステンレス


かなり 適合がきつすぎて

完全にツライチにできませんでした

無理やり押し込んだというのが 事実です


良い子の皆さんは 真似しないでください

後戻りできない実験でございます。


しかし、接着しなくとも釣りの最中に分解することは無さそうです。それだけが救いです。



回転はまあまあ


Roroスプールに取り付けて回してみますが

ステンレスダブルボールベアリングの時と 大して変わらない..ただ

回転終わりかけの あともう少し回るかな、、のところの伸びがほんの少しあります。



【実験結果からの感想】

ギア側は、普通のステンレスのダブルボールベアリングで十分ではないか

要は、シャフトに接しているベアリングが小口径なものであれば まあまあ戦える

無理してセラミック化することもないやろ


今回、無理やり内側がセラミックな

ハイブリッドダブルボールベアリングを作ってしまいましたが


貧乏アジンガーならば

そんなに無理せんでもええぞ と


ただ、ほぼドライな状態のベアリングで戦いたいなら

こういうのでもええやろう


外側までセラミックにせんでもええんやない?


という 結論です。



全く妥協なく ハイレスポンスなベアリングを作りたいならば

内側外側どちらもフルセラミックなり、HXRなりで作ればええんじゃないでしょうか。



それにしても

最初から小口径ベアリングが使われてる

アルファスair tw って やぱ ええよね

6-3-2.5を2個買うだけで チューンできそうなんやもんね いいなあ




【オイルについて】

現在

Any No.1 というのを使っています。




とてもサラサラなオイルですが 

ドライなベアリングにオイル塗ると

普通は 回らなくなるじゃないですか


でもね、これ、結構回る。

気に入っております。




ニードル付きのボトルに詰め替えて使用しています。





【追記】

ハイブリッドダブルボールベアリングを入れた

アルファスsvtwを試投してきましたが



めちゃめちゃ良いです、、

これ以上イランと言っても良いくらい 良いです。


キャストが軽すぎる

それでいて 音は うるさくなかったです。



これで暫く戦います。