以前にも書いたかもしれませんが、久しぶりに鑑賞したので、書いちゃいましょう。
ドキュメンタリータッチですが、オールドキュメンタリーではないと思います。
ただし、登場してくる人たちの8割以上が、本物。
任侠団体の親分だったり、構成員だったり。
ヤクザ、的屋、風俗嬢、ヒモ、彫師、公営ギャンブルなどにスポットを当てて、ナマナマしく話は進みます。
放免祝い、シャブ喰ッてる場面、的屋のショバ割り、等々。
基本は、白黒。
いわゆる、パートカラ―、ってヤツですかね。
色の必要な部分は、カラーになります。
普通じゃ、映画化なんてできっこないだろう、と思ったのですが、『 企画・製作 』 がこの方なら、頷けます。
『 安藤 昇 』 氏です。
ナレーターも務めています。
エンコ詰めのシーンがあるのですが、あれは、マジです。
マジ。
もちろん、カラーパートになってます。
初めて見たときには、ナニが起きているのかがわからなかった。
え? え? えぇっ?
シャレにならないですよ、安藤さん。
この映画の、メインテーマである 『 片腕切断 』 のパートは、どう見ても映画のシーンですが、このエンコ詰めは、本物です。
ノミで、バンッ!! 指がピョ―――ン!!
って、飛んでっちゃう。
ピョ―――ン!!じゃねえよ。
血も、ピュ―――― !! って、出てるし。
血の出方が、ものすごくリアル。
っていうか、リアルだからね。
ダメな人は、あのシーンだけで気絶しちゃうよ。
ホントかどうかはわかりませんが、『 どうしても、指詰めのシーンがいるんだよなぁ、誰か30万で指飛ばさねぇか? 』 って、安藤さんが言ったら。
『 私、やります!』 って、若い衆が手を挙げたらしい。
60分の映画ですが、DVD化は難しいでしょう。
いろいろな意味で。
またねぇ~