野中舞海は教室にさっき見た背中を見つける
舞海「あぁーっ」
舞海はその背中を指さす。舞海は文句を言ってやろうとその背中に向かい歩きだす。あと2メートル、何と文句を言ってやろうか考える。とにかくこの男の前にとしようとした時
佐藤成美(さとうなるみ)「ああ、やっと来た」
と言って成美は舞海の腕をとり、引っ張って教室から出る
舞海「ちょっと待って、わたしはあの男に…」
成美「はいはい、それは後でじっくりやってくれ」
と言ってどんどん教室から離れていく。そして連れて来られたのは調理室
舞海「何?何で?」
成美「すまん、料理してくれ」
舞海「何で?」
成美「そりゃ、お腹が空いてるから」
舞海は呆れる
舞海「そんで呼んだの?」
成美は頷く
舞海「そんなの外に行くとかコンビニに行くとか…」
成美「このクソ暑い中外に出るなんてあり得ない」
舞海「わたしそんな中来たんだけど」
成美「さすが我が親友」
舞海の諦めて
舞海「それで材料は?」
成美は首を振る
舞海「まさか…」
成美「そう買い出しもよろしく。それとジュースと甘いものもよろしく」
と言ってさっさと出て行ってしまった
舞海「仕方ないか」
と調理室を出ようとした時に思い出す
舞海「お金」
舞海はこの買い物、自腹を切ることになってしまった
つづく