終わりと始まりと終わり…第6話 | あ~やんのどりーむぱーてぃー

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わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

里井朱はバスを待つも来ない。バスと言ってもバス停にあるボタンを押すとバスは10分以内にやって来る。バスと言うより、走るコースの決まっているタクシーのようなものでAIによる自走である


朱「何だろ?」


あまりに来ないので歩き始める。病院までは歩いて30分程なので散歩のつもりで歩くことにした



朱「しかし…」


不思議に思うことがあった。まだ誰とも会ってない。時間帯は通勤通学の時間を少し過ぎたぐらい。いつもならたくさんの人が居る時間なのだが



朱は不思議に思うことがありながら病院に着く。病院には人がたくさん居るのを見てホッとする



朱「私だけ違う次元に居るのかと思ったよ」


と言っても


朱「多くない?」


何なの?


と思いながら受け付けを済ませ、脳外科に。そこでいきなり言われ戸惑う


「今のままだと里井さんは助かることはありません。だから」


と言われ朱は今銀色の円柱の機械の前に居る


「コールドスリープです」


あると言われていたが朱は初めてその機械を見た。その機械は病院の地下にあり、見た限りで10ある。10あるうち、3は稼働している。つまり3人、コールドスリープの機械に入っているというだった


「どうします?」


最終確認。さすがにこのままだと死ぬと言われれば、何もしないよりマシと考えるのは当たり前だろと朱は思った


朱「よろしくお願いします」


朱は病院の入院着に着替え、コールドスリープのカプセルに入る。中に入るとベルトで固定され


「麻酔射つね」


と言われ右肩に麻酔を射たれる。扉が閉められ、足元に水が触る感じがすると、あっという間に意識を失った




つづく