車谷輝光は走って彼女の方へ
輝光「おー…」
輝光は手を振りながら声をかけようとしたが、異変を感じて声が止まり笑顔がなくなる。トラックが彼女の方に一直線に向かっている。彼女はまだ気づいていない。輝光は必死に走ったが、助けられるかギリギリだった
輝光「避けて」
「えっ?」
彼女は輝光を見て、次にトラックに気づく。彼女が震えて動けないでいた
輝光「ちくしょう、間に合えーっ」
輝光は彼女に向かって飛んだ。トラックより先に彼女の身体に触れる。輝光は彼女を強く抱きしめる
俺はどうなってもかまわない。でも彼女だけは…
ドンッ
背中に何かが当たった感触がすると同時に鈍い音がした
体の感覚が少しずつ薄れていく。そして意識もゆっくりと
何だろ?俺死ぬのかなぁ?
輝光の意識は闇の中に飲まれていった
つづく