真中美也「えぇぇーーっ、あなたって…」
「ん?」
美也「お、男の子?」
「そうだけど」
女の子改め男の子は服を脱いで、上半身裸になっていた
「何だと思ってたのさ?」
美也「ほらだって…」
彼は神は肩までのストレートで顔も男の子とはとても思えない
「僕はれっきとした男だ」
その体は水谷暁のとまでとはいかないものの、鍛えられていて腹筋も割れている
「時々居るんだよ、僕が女って思っている奴」
と言いながらチラッと美也を見る。美也が申し訳なさそうにしていると
クスッ
と笑った。その笑い方がまた女の子に見える
だいたい男なら最初に言えっていうの
と思いながらも口に出せなかった
「ねぇ」
美也「ん?」
「水がひいてない?」
良く見るとさっきまで見えなかった家の屋根が見えるようになっていた
つづく