タイムリミット~死のサバイバル最終話 | あ~やんのどりーむぱーてぃー

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わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

火災の噴火から半年、副総理から終局宣言が出された。総理はこの震災で失脚、総理を辞していた。東京直下型地震で1万余人の死者を出し、その後の関東横断割れ目噴火で20万人以上の死者を出し、行方不明者は数えきれない程出した。噴火の死者は半分が、凍死だった


東京を脱出した者は生き残り、東京に残った者のほとんどは凍死した。静岡消防局の鍋島祐と田中拓史、自衛隊員保田慶も脱出して多くの人達を救った。しかしその脱出も簡単なものではなかった…




保田は江戸川の土手に上がる


保田「ここを越えれば…」


江戸川を見ると灰色の水がゆっくりと流れていた。とても渡れるような状態ではなかった。橋を探すが橋は落ちていて江戸川は渡れない。渡れそうな橋を見つけ上流に行くか下流に行くか悩む。一緒にここまで来た避難していた人達を見ると、かなり疲れていて両方というわけにはいかない



保田「よし」


保田は上流に向かって歩き出した




鍋島は自分たちが八王子に来た道をたどり、中央高速道路を西に向かって歩く。幸い、中央高速道路はどこも崩れておらず移動することはできたが風が強く、なかなか進めない。トンネルに入ったところで、休憩をとりまた進む。トンネルの中は雪が無くとも風は入って来る。じっとしているとすぐに寒さにやられてしまう。なのでわずかな休憩をしてすぐに進む


やがて、疲れより深刻な状況に陥る。食料と水が底をつく。雪は溶かしても飲めるものではない


そして遂に動けなくなってしまった


田中「俺が先を見て来る」


鍋島「いや、この吹雪の中単独で動くのは自殺行為だ」


田中「わかってる。でもこのままではどのみち全滅するだけだろ」


鍋島「なら…」


田中「お前はリーダーだから駄目だ。それに俺は冬山登山を経験したことがある。俺が適任ってことだ」


と言って笑顔を見せる


鍋島「わかった。でも無茶するなよ」


田中「任せとけ」


と言って田中はトンネルを出て行った。その姿はすぐに灰色の雪の中に消えて行った




保田達はなんとか渡れそうな橋を見つける。その橋を渡ると少し辺りが明るくなっているのを感じた。全員最後の力を振り絞り明るくなっている方へ向かって歩いた。やがて空は青空が広がり、気づくと雪は降っていなかった。保田達は1人もかけることなく生還を果たした




田中がトンネルを出て行って1時間、最早限界だった。1人、また1人と倒れていく。鍋島自身も覚悟を決めた。その時、トンネルにライトが近づいて来た


田中「遅れてすまない」


ブルトーザーを先頭にバスがやって来た。鍋島達もまた生還を果たした。が、ここまでの道程で数人が力尽き倒れていた




鷲尾和人「人はどれだけ文明を手にしても自然災害を前に抗うことは…」


津田正樹「だからといって何にもしないってことはないだろ。この経験を生かし、進化していく。その為に俺達学者がいるんだろ」


と言って鷲尾の肩を叩いた。そして2人は初冠雪をした富士を見上げた





目が覚めました


長々とお付き合いありがとうございました


しかし


ここまでくるとかなり病んでるってわかるな~


GWも仕事仕事で忙しかったし


あ、でもこどもの日は休めたよ


心にゆとりがなければ


怖い夢が多い


今はゆっくりして美味しいもの食べて、いっぱい寝たい


って思うんだけど


むずかし~かな~



さて


気持ちを入れ替えて




あたしは鯨井香生子(くじらいかなこ)。彼氏いない歴22年。生まれてからいたことナイ。そんなあたしにお見合いの話が…。その相手は…



次は



あたし大嫌いな奴と結婚します



だよ