刀矢「こいつはスゲーや」
昼間は神秘的な景色の場所も夜ともなれば、不気味さを感じる。刀矢は湖の水際まで行き深呼吸する
刀矢「空気がきれいだし、昼間だったらけっこういいところなんだろうなぁ」
と言って笑う。はしゃぐ刀矢を横目で見ながら、真司は黙々と撮影の準備をしていく。真司は時折辺りを警戒する
真司「まったく霊感がないと恐怖を感じないのかねぇ」
と言ってため息を吐く。直後サッと後ろを振り返る
真司「これはマジヤバいかもな」
と言って気を引き締める
真司「そろそろ始めるぞ」
と言って刀矢を呼ぶ
刀矢「待ちくたびれたぜ」
と言ってニヤニヤとしている
真司「今回は4台のカメラを固定して、俺が1台、計5台でやる。もしもの場合は固定カメラを捨てて、速攻で撤収する」
刀矢「おいマジかよ」
と刀矢は大笑いする
真司「今回は俺がふったらコメント。それ以外は神妙な顔な」
刀矢「オーケーオーケー、神妙にな」
と言ってまた大笑いした
真司「我々は最近YouTube、Twitterで有名なところに来ています。この動画のYouTuberは行方不明になったと噂が。我々はここでどのような心霊現象を目撃、体験することになるのでしょうか」
と言って2人は2台目のカメラに向かって歩いて行った
つづく