悪魔と言う名の勇者第5話 | あ~やんのどりーむぱーてぃー

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わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

ラミのドラコンが見えてきた。ドラコンは真っ黒になり、まったく動かない。ドラコンはすでに絶命していると黒田翔陽は思った。そうなるとラミのことが気になる。翔陽は走るスピードをさらにあげた




「魔族の将軍がこうもあっけなくおちるとは」


ラミは数人の騎士に槍を突きつけられていた


「いかがなさいますか?」


「そんなモノに興味はない」


赤く輝く鎧を身につけた男がミラに背を向け言う



「好きにしろ」


「我ら炎騎(えんき)が将軍を…」


槍が一斉にミラに振り下ろされる。ラミは観念し、目を閉じその時を待った


翔陽「ラミーーー」


真紅の鎧の騎士が声をする方を見る。次の瞬間突風が騎士達を襲う。真紅の鎧の騎士は腕をクロスし、踏ん張る。何かが脇をすり抜ける


翔陽「ラミ無事か?」


ラミ「何で来た?」


翔陽「ラミのことが心配で…」


真紅の鎧の騎士が振り返ると翔陽はラミを抱き上げていた


「どこに行く?」


翔陽は真紅の鎧の騎士をチラッと見るが、背を見せ歩き始める。真紅の鎧の騎士が剣を抜く


柊海斗(ひいらぎかいと)「俺は爆炎の勇者海斗だ」


海斗が一歩踏み出した


海斗「なんだ?」


海斗は前のめりに倒れる。足の腿あたりに激痛が走る。海斗は腕で上半身を起こし足を見る


海斗「足が…足がぁー」


海斗の両足は地面に立っていた。海斗は腿から両足を切断されていた


海斗「忘れんぞー」


翔陽は振り返ることなく去って行った




女神「ん~、いいねいいね。黒田翔陽、早くあの者達を殲滅しておくれ」


女神は地面でもがく海斗を見てにんまりと笑った




つづく