真実は小さな手に~対立3 | あ~やんのどりーむぱーてぃー

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わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

津村寛治「どういうことだ」


寛治は机をおもいっきり叩く


寛治「何であいつら(警視庁)は(中村一斗のことを)知ってる」


課長「何処からか(情報が)漏れたんだろ」


寛治「だから何処から漏れたって言ってんだ」


課長「うちから漏れたってことはないだろ」


寛治「ここ以外何処から漏れるんだ」


寛治は自分の机に戻り


寛治「くそっ」


机を両手で叩く。情報は漏れ、一斗は何もしゃべらない。イライラは最高潮に達していた。そんな寛治のもとに浅井真也(あさいしんや)がやって来て耳打ちをする


寛治「そうか」


寛治はニヤリとすると立ち上がり


寛治「行くぞ」


真也「はい」


2人は刑事課の部屋を出て行った




渡並敬太郎は捜査が進展しないことに苛立ちを覚えていた


敬太郎「本部長、どうにかならんのですか?」


本部長「新しい情報が挙がらないんだ」


敬太郎「だから、あっちのですね…」


本部長「それは再三要求している。まだ固まってないからと…」


敬太郎「それは向こうが情報は渡したくないだけでしょ。手柄を挙げたくて」


本部長「わかってる。情報をよこすよう要求をする」


敬太郎「頼みますよ」


と言って会議室の一番後ろの席にドカッと座る。その時携帯に着信が入る


敬太郎「どうした?…わかったすぐ行く」


と言って敬太郎は会議室を出て行った




つづく