警報3~因縁~第1夜桜ノ宮海斗⑤ | あ~やんのどりーむぱーてぃー

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わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

久留生辰爾の後に続いて桜ノ宮海斗は踏みきりを渡り、林の中を歩く。踏みきりが見えなくなった頃、目の前に廃屋が現れる。海斗の足が止まる


辰爾「なにしてんだよ、入るぞ」


海斗は嫌な予感がどんどん増していく。はっきり言って海斗は廃屋に入ることを拒否したいが、辰爾が先に入ってしまったので、入らない訳にはいかなかった。廃屋の入り口に立ってあることを不思議に思った。何故辰爾は何の警戒もなく中に入って行ったのか?。辰爾もそれなりに名の通った霊能力者。中からものすごい気配がするのに、あまりにも無防備無警戒すぎる。少しの霊感があれば、絶対に入らない


辰爾「なにしてんだ?早く来いよ」


辰爾が中で急かす。が、海斗の足は全力で拒否して足は進まない


辰爾「なんだ?うわっ」


辰爾が中で叫ぶ。何かがあったにちがいない。海斗は気力を振り絞って中に入ろうとする


「止めろ」


突然右腕を掴まれ引っ張られる


海斗「えっ?」


辰爾「どこに行くんだよ」


足元で声がする。海斗が下を見ると血まみれの辰爾が海斗の足を掴もうとしている


海斗「うわぁー」


海斗は後ずさる


「走れ 」


その声で海斗はがむしゃらに走る。無数の黒い腕が海斗を追いかけて来た




つづく