異界転生?なんでわたしが?ー第3話滅び行く世界③ | あ~やんのどりーむぱーてぃー

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わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

お店の中に飛び込んで目にしたのは、床に倒れている何人もの兵士と後ろから羽交い締めにされ、今まさに槍で刺されようとしているトーナの姿だった

トーナ「来るなー」

トーナが店に入って来た葵に気づき叫んだ。一斉に兵士達の視線が葵に向かう

トーナ「うぉぉぉー」

雄叫びとともに羽交い締めしていた兵士を強引に振りほどき、頭を掴んで目の前の兵士達に投げつけた。兵士達はなすすべもなく床に倒れ、気を失っていく。トーナは葵に向かう兵士達に突進する。兵士達は次々とトーナになぎ倒されていく。が、次々と兵士達は店の中に雪崩れこんで来る。トーナがやっとの思いで葵のところまで来たその時、さっきまで気を失い床に倒れていた兵士が槍を突き上げる。それがトーナの脇の下から肩に貫通する。トーナが片膝をついて血を吐いた

「今だ、一気に倒せー」

兵士達が一斉にトーナめがけ槍を突き立てる

葵「いやぁーー」

葵が悲鳴をあげると、葵の中の魔力が暴走し弾けた




「春日葵さん」

女の人が葵を呼ぶ

「春日葵さん」

葵は久しぶりにフルネームで呼ばれたなぁと思った。もしかしたらすべて夢だったんじゃないかとも

「春日葵さん」

目を開けると、光が眩しくて手を翳す。目の前に白い服を着た人がいるのがわかった

「春日葵さん」

綺麗な女の人だった

「春日葵さんごめんなさい」

葵はいきなり謝れられてボー然とした



つづく