刀神乱魔23 | あ~やんのどりーむぱーてぃー

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わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

アリスの首に振り下ろされた刃が消えた。同じ時、ジーンの姿が消えた

ギース「なんだ?」

ギースが気配を感じ見上げる。宙に紅紅李が浮いていた

ギース「貴様は何者?」

ギースが紅紅李を攻撃しようとしたが、手にあるはずの刀神がなくなっていた

ギース「くそっ」

ギースは何も出来ず紅紅李を見上げることしかできなかった。アリスはこの隙を見逃さなかった。周りに合図を送り、ギースを取り囲む。武器である刀神もなく、殺されるしかないギースは歯をくいしばり

ギース「お前はなんなんだー」

と叫ぶ。それと同時に幾本もの槍がギースを襲う。紅紅李がギースの方に手を向ける。ギースを貫くはずだった槍が消えていた



智也「お前はいったい何がしたい?今日長い戦争が終結するというのに。ここの人々に戦争を続けろと、地獄をまだ味わえと言うのか?」

紅紅李は目を閉じたまま微動なにしない

智也「答えろ」

智也が小刀で自らの腕に傷をつける

智也「答えぬと言うなら」

紅紅李は目を開き、智也を見る

紅紅李「あなたは刀神が何かを知っているんですね」

智也「当たり前だ。この世にある刀神の半分は俺が作った」

紅紅李「ならばあなたを無効にしなければなりません」

智也「俺を殺したところで刀神はなくならない」

紅紅李が頭を振る

紅紅李「わたしたちは刀神を破壊、そして刀神を作っていたところを滅ぼしました」

アリス「まさか王国を…」

紅紅李「あれはあってはならないもの」

智也「そういうお前はななにを持っている。言っていることと矛盾してるだろ」

紅紅李「これを最後にして、終戦ののち封印します」

智也「戯れ言を」

智也が飛び上がり、紅紅李を切りつける。紅紅李は表情を変えることもなく智也の刃を受け入れた。腹部が赤く染まった



つづく