咲亜夜「私すごいの見つけちゃった」
例の死角に入れると興奮気味に話しかける
綺羅「すごいのって?」
咲亜夜「あのね…」
しゃべり始めると花菜が手を前に出し、しゃべるのを止めた
花菜「誰か来た」
3人は目の前にあるトイレに入る。誰か来たらトイレに入って、やり過ごすことを決めていた。この死角を誰にも知られない為に
一番手前に入った花菜が壁を叩く。すると3人が出て来る。そのままあの死角に入る
花菜「あれは監視だね」
咲亜夜「気づかれた?」
花菜「それだったら、しばらく居てこの場所を調べるはず。でもすぐ行っちゃったから気づかれていないと思う」
咲亜夜「まあ、こっちも少し警戒する必要性があるかな」
花菜が頷く
咲亜夜「それじゃ今日はこれで」
綺羅「えぇー、すごいことは?」
咲亜夜「明日放してあげるから。花菜に聞いてもらいたいし」
花菜が頷く
花菜「それじゃ、部屋に帰ろ」
3人はそれぞれの部屋に戻った
友則「確かここら辺だったな」
友則は近くのスタバに入り、窓際の席に座り外を眺める。そのまま2時間過ごし出る。駅の方に向かって歩く。30分歩き、アパートの2階の部屋に入る。そのまま窓に行き、カーテンを少し開け
友則「さて、見つけてくれたかな?」
通りをじっくり眺める。そしてニヤリとし
友則「さすが、道警にこの人ありと言われただけあるね。でもこちらの方が上なんだよね」
友則をアパートを眺めている和哉を見て薄ら笑いを浮かべた
和哉「虎穴に入らずんばってやつだな」
和哉は友則が入って行ったアパートを見ていた。
友則の部屋からわずかに姿が見えるように隠れ、友則に姿で見せる
和哉「さて、これからどーしてくれるかな?」
しばらく待ったが、動きがないので今日は帰ることにした
つづく