わたしの中に2 | あ~やんのどりーむぱーてぃー

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わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

翌日、忠の見送りに美花と志乃、敬が来てくれた

忠「なんかわりいな」

敬「一応友達だからな」

忠「一応かい」

敬「一応だな」

美花が頷いている

忠「まあでもうれしいよ。だれも来なかったら寂しいもんな」

敬「だから来てやったんだよ」

その後も男2人で話している

美花「彩はいいの?最後だよ」

わたし「わたしは昨日話したから」

美花「ふ~ん」

志乃が近づいて来て

志乃「告白は?」

わたしは頷く

美花が背中を軽くはたく

忠がこちらをチラッと見る。わたしは笑顔で頷く

忠「今日はありがとう」

美花「なんか気持ち悪い、久能くんらしくないっていうか」

忠「まあとりあえずお別れだし。でもさ、ずっとお別れってわけでもねぇし、それに電話もあるしさ。なっ」

わたしは頷く。実は昨日わたしと忠はスマホを買ってもらった

美花「なに?今の」

忠「それにさ、俺必ず帰って来るからさ」

志乃「彩のところに?」

忠が赤くなる。わたしも顔が熱くなる

忠「ってことで」

美花「否定しないんだ」

忠「しない。俺は彩が好きだからな」

美花が満足そうに頷く

忠「それじゃあな」

忠が車に乗り込む。忠は車から顔を出すことなく行ってしまった

車が見えなくなる

敬「それじゃ、入学式で」

わたしたち4人は4月から同じ高校に入学する

美花「うん、じゃあね」

敬「ああ」

敬が行ってしまった

志乃「もう我慢しなくていいよ」

その声でわたしは涙を流した

美花「もう、どうせなら久能の前で泣けば良かったのに」

志乃「できるわけないでしょ」

美花「まあ、普通できんわな」

志乃「でしょ」

美花「よーし、これから私たちがなぐさめてやろう」

わたし「ありがと」

美花「とりあえず、なにか食べよ。食べて元気になろ」

志乃「ただ、美花がお腹空いただけでしょ?」

美花「今朝さご飯食べそこなって」

わたしたちは笑い合った



夕方、帰って来ると

ママ「どこ行ってたの?電話しても出ないし」

そういえば、スマホは部屋に置きっぱだった

ママ「早くしたくして。出かけるから」

わたし「えっ、どこに?」

ママ「・・・・・」

わたしは耳を疑った。そんなはずは・・・



わたしの中に2終わり