生きた名水を汲み、周囲をユルくポタる
平成の名水百選に名を連ねる、君津市の「生きた水・久留里」
この所仕事が立て込んでおり疲労困憊のダンナに美味しい珈琲でも淹れてあげようかな~と思い立ち、14時と遅い出発ながらも下道で1時間半…久留里駅すぐ傍の水汲み広場へやってきました。
本当は午前中に出たかったんですが、レンジフードの油汚れが気になって掃除してたらこんな時間に…。
平日の16時前後と言う事もあるのか?先客が2人(年の行った母娘らしい)居ただけで、すぐに水を汲む事ができました。土日祝日とか混んでそうですよね。聞くところ、人気の水汲みスポットは1時間並ぶなんてこともあるとか。
え?自転車で行くわけないじゃないですか笑 バイクは車後部へ載せてきました。
片道50kmを水何リットルも背負って帰れません…笑
それにしても、すごい水量!栓のない蛇口からどうどうと流れ落ちる水は冷たく、滑らかで気持ち良い。
さっそく持ってきた2Lペットボトル6本、ポリタンク2本、500mlペットボトルとコップに水を汲ませていただきました。
ヨシ!ミッション完了!
てなわけで、一旦、道の駅 木更津うまくたの里 で休憩。
なんかでっかいピーナッツがある… おナッツ様ですって。
この段階で16時半。
大抵の道の駅は17時までなので、慌てて中を見て回りました。道の駅大好きなのです笑
もっと農作物オンリーかと思っていましたが、こちらの道の駅は房の駅みたいな加工品も取り扱いが多く、お土産も品揃えが豊富でした。もっとゆっくり見て回りたかったな。
花苗も沢山あって、ついつい色々と手を出しそうに。
さてさて、ここでのんびりとしてはいられません。
折角君津までバイク背負ってやってきたのだから、周辺を軽く走って来なくては。
昨年夏にコケて怪我して以来、恐怖心が出てあまり乗っていなかったロードバイク… 1年近くサボっていたら筋肉があっという間に脂肪に変ってしまい、体重も増加。このままではヤバいなと先々週からまた少しずつ走るようになったんです。
改めて、事故だけは絶対にしないように気を付けて乗ろう…と思っています。もうあんな痛いのは嫌だ~。
久留里へ続く道沿いに、すごく目に付いた所があったんですよね。まずはそこを目指します。
あったあった、ここだ!
すっごいノリウツギの木が見えたんですよ。(観光スポットじゃないんかーい!)
いや、あまりに良い色してたから気になって。でも片道1車線ずつの県道で交通量は結構多く、路肩に停めるスペースも無いからそのまま通り過ぎていたんです。
あ、でも良く見ると葉っぱが… ノリウツギかと思ったけれど、これは柏葉アジサイですね。
見て見て!すんごい立派!そしていい色してるでしょう!!
ノリウツギかと思った柏葉、ハイドランジア、柏葉アジサイスノーフレークと並んでいてとっても綺麗なんですよ♪
斜面になっていますが、この奥のお宅の土地なのかな?それとも道路沿いだから県の土地かな?
どちらにせよ、お手入れが行き届いていますね~。
なんと羨ましいスペース。ウチもこの位の土地があったらこんな風に目一杯アジサイ植えてみたい。
幾重もその花房を擡げて、下から上まで花一杯で。
これは品種は普通の一重のものかな。このピンクは季節的に咲き進んだ色変化っぽいし、ドワーフのルビーでは無さそう?間近で花を見た時、「もしかしてバックポーチ!??」とドキっとしたのですが、鼻を近づけても香りは無く…
※柏葉アジサイ”バックポーチ”は珍しい芳香性の紫陽花です
残念!香りを実際に確かめられるかと思ったのですが。
もう1件、気になっていたのはこちらのお寺。
圓明院です。境内は美しく整えられ、清掃が行き届いていました。
スミマセン、ちょっとだけお詣りがてらお散歩させて下さい…。
清瀧観音の前の手水には、この地の豊かな湧き清水がさらさらと流れて
境内の斜面に咲く紫陽花が浮かべられていました。
これよこれ。ニクい演出です。なんて涼しげ。
裏山の奥は墓所で、その手前に立派な鐘楼がありその脇から遠くまで見渡せるいい景色が望めます。
今の季節は田んぼが青々として綺麗ですね。
軽く周辺を30分くらい…と思っていたのに、気が付けば17時半をまわっていました。
ヤバいヤバい、もう帰らないと、帰宅がヘタしたら20時とかになっちゃう!
道の駅の駐車場が閉まっていないかヒヤッとしましたが、幸いこちらは夜間も解放されているらしく、車中泊のトラックも留まっていて安心。落ち着いて帰宅準備が出来たのはありがたかったですね。
帰路はそんなに混んでもなく、帰りついたのは19時過ぎ。
ダンナもコドモもまだ帰って来ていなかったので、ぱぱっと夕食を作り一息。
つ… 疲れた…
思った以上にヘトヘトでした。そうだよなあ、今日は朝からレンジフードとガスレンジの大掃除して、2階寝室の窓の外に風で飛ばされたシェードを張り直して、君津まで下道往復3時間超の運転、更にゆるポタとはいえ1時間、山道を走ったわけで。
でも、食後に汲んできた名水で淹れた珈琲の美味しかったこと!
何でしょう、嫌味がなくてとてもまろやかで、スッと体に入って行く感じ。
しかしその時の会話は…
ダンナ「うん、フツーにおいしいよ!」
パコ 「フツーか~~~ 普通ね…」
ダンナ「だって、まずこの豆自体が美味しいし?」(冷凍してた豆の挽きたてコロンビア)
パコ 「えー、せっかく苦労して汲んで来た名水の違いが判んないの~?」
ダンナ「え、パコこれ違いわかるの??」
パコ 「…普通の水道水と名水と2種類飲み比べたら判るかも笑」
(つまり普通の水道水で作った珈琲を「これ名水で作ったよ!」と単品で出されたらそのまま「おー美味~い、さすが名水」て言っちゃうかもレベル)
こんなもんですよ、山岡さんや栗田さんには遠く及ばない一般人の味覚なんて。
全ては「気分と演出」です。いや、軟水で美味しいのは間違いないんですけれど。
でもね
翌朝、アイスコーヒーにしたら、やっぱり違いが判る気がしました。
私、普段飲む珈琲はミルク7:珈琲3くらいの無糖カフェオレ派なのですが、この珈琲はブラックでするする行けます。
ホットで、しかもミルク入りだとあまり判らなかった水の良さが、アイスコーヒーのみだとクッキリ浮き上がる感じ。
へえ、名水で珈琲淹れるのってちょっとイイな。
遠いので中々汲みに行けませんが、今度は熊野(ゆや)の清水を汲みに行ってみようかなあなんて思ったり。
ヤバい、もうこんな時間。
明日(明けて今日か)は健康診断ナノデスヨ… 早く問診票書いて、寝なくちゃ。
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