記事内容
●アゴン(国王)(Agong)の選出規定
歴代アゴン
緊急事態宣言出せるのはアゴンのみで2021時点で5回発出
アゴン(国王)(Agong)とスルタンの違い
●行政区分は3連邦直轄領+13州で首都はクアラ・ルンプール(KL)
クアラ・ルンプールとは(泥の川が交わる所)
3連邦直轄領
連邦記念日は3連邦直轄領は休日
13州毎に独自の州旗があり、スルタンいるのは9州
●マレーシアの政党
政党乱立だが代表で
国民戦線(BN=Barisan National)支持基盤はマレー・マレー系
希望連盟(PH=Pakatan Harapan)
汎マレーシア・イスラム党
●マレーシアの選挙制度
選挙運動でただ飯、ただ飲み物は適法
表向きは駄目だが選挙運動で現金配ることもある
投票権は20歳以上⇒2021-12-1改訂で18歳以上
立候補供託金は国会議席はRM1万、州議会議席はRM5千
警察と軍隊とその配偶者は開票時の不測の事態に備え事前投票
投票所では携帯電話の使用禁止
新政権発足後はブルネイのスルタンと皇太子が表敬訪問が慣例
投票済み証明の指の消えないインク
●日本と違う投票権利制度
投票は投票権利届出地でする
俺のサバハン友人5名中、投票権利提出済は1名
サバハン友人の2020-9のサバ州選挙の帰省時
●半島居住サバハンとサラワキアンに届出地変更奨励・2021-10
●選挙管理委員会が郵便、オンライン投票研究中・2022-7-20
●法務大臣が海外居住者の郵便投票可と発表・・2022-10-4
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マレーシアの首相 https://amba.to/2ZmADBl
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アゴン(国王)(Agong)の選出規定
13州のうち9州に伝統的首長のスルタンがいる
国王はこの9人のスルタンによる互選で選出だが輪番制
国王任期は5年で内閣の補佐を受けて行政担当
アゴンの誕生日は祝日だが
5年任期なので5年毎に祝日変動だがイベントは無し
歴代アゴン(国王)(Agong)
初代 ネグリ・スンビラン州のスルタンだが在任中死去
RM札全種類の表に肖像画
2代 スランゴール州のスルタンだが在任中死去
3代 ペルリス州のスルタン
4代 トレンガヌ州のスルタン
5代 ケダ州のスルタン
6代 クランタン州のスルタンだが在任中死去
7代 パハン州のスルタン
8代 ジョホール州のスルタン
9代 ペラ州のスルタン
10代 ネグリ・スンビラン州のスルタン
11代 スランゴール州のスルタンだが在任中死去
12代 ペルリス州のスルタン
13代 トレンガヌ州のスルタン
14代 ケダ州のスルタンだが、ただ一人2回アゴンを勤めた
2017-1に2回目の任期終了後2017-9-11に死去
15代 クランタン州スルタンのムハンマド5世(即位時47歳)
2016-12-13即位で史上最年少
2019-1-6発表で2018-11から病気療養中の為アゴン辞任
マレーシアで初めてのケース
16代 パハン州スルタンのアブドラ・シャー(即位時59歳)
アゴン宣誓式は2019-1-31、即位は2019-7-30
パハン州スルタンは直前迄アフマド・シャーだったが
88歳と高齢で健康問題もあり
急遽アブドラ・シャーがスルタンになりアゴン即位
2023-2-13国会開会式で https://bit.ly/3E4FisA
在任中首相交代4名はマの歴史上初と演説
17代 ジョホール州スルタンのスルタン・イスカンダル(65歳)
2023-10-27のイスタナ・ネガラでの特別会議で正式決定
アゴン任期は2024-1-31から5年間
緊急事態宣言出せるのはアゴンのみで2021時点で5回発出
●1960年代に3回で
1969-5-13の死者196名の中華系とマレー系の民族抗争事件
(ティガ・ブラス・メイ事件) http://bit.ly/35A6pKO
●1977-11のクランタン州で2政党間の抗争
●2021-1-12のコロナ騒ぎ http://amba.to/3h7pngl
アゴン(国王)(Agong)とスルタンの違い
●13州のうち9州に伝統的首長のスルタンがいる
マラッカ、ペナン、サバ、サラワクの4州はスルタンいない
かわりに儀礼的存在として州知事
つまり州政府の長は州議会の多数会派から選ばれる州首相で
州首相が国王と協議し、国王命令で州知事任命
あれほど栄えたマラッカにスルタンいないのは歴史の変遷のせい
●ジョホール州は独立志向強く独自の軍隊あるほど
シンガの研究所(ISEAS)のジョホール州での意識調査では
ジョホール州マレー系住民の94%がジョホール州スルタンを
良いイスラム守護者と考えてるという結果
●いつからかは解らんがジョホール州のみ休日は金土で
土日にするという話も度々出るが何時も立ち消え
イスラム教の関係で金土と聞いたこともあるが良く解らん
行政区分は3連邦直轄領+13州で首都はクアラ・ルンプール(KL)
クアラ・ルンプールとは(泥の川が交わる所)
3連邦直轄領
●クアラ・ルンプール(2021人口約177万)
1974-2-1に連邦直轄領
●プトラ・ジャヤ(2021人口約9万)
行政上の中心都市、2001-2-1に連邦直轄領
●ラブアン(2021人口約10万)
ボルネオ北海岸の島で免税、1984-5-17に連邦直轄領
連邦記念日は3連邦直轄領は休日
連邦記念日のツインタワーのライトアップ
13州毎に独自の州旗があり、スルタンいるのは9州
半島部
●ジョホール州(2021人口約393万) 州都ジョホール・バル
●ケダ州(2021人口約23万) 州都アロー・スター
●クランタン州(2021人口約196万) 州都コタ・バル
●マラッカ州(2021人口約10万) 州都マラッカ / スルタンなし
●ネグリ・スンビラン州(2021人口約120万) 州都セレンバン
●パハン州(2021人口約175万) 州都クアンタン
●ペナン州(2021人口約181万) 州都ジョージ・タウン
スルタンなし
●ペラ州(2021人口約261万) 州都イポー
●プルリス州(2021人口約26万) 州都カンガー
●スランゴール州(2021人口約672万) 州都シャー・アラム
●トレンガヌ州(2021人口約129万) 州都クアラ・トレンガヌ
東マレーシア(ボルネオ島)
●サバ州(2021人口約405万)
州都コタ・キナバル / スルタンなし
●サラワク州(2021人口約29万) 州都クチン / スルタンなし
マレーシアの政党
政党乱立だが代表で
●国民戦線(BN=Barisan National)は右派連合
中核がUnited Malays National Organization(UMNO)
●希望連盟(PH=Pakatan Harapan)は中道左派連合
●ペリカタン・ナショナル(PN)は中道右派連合
汎マレーシア・イスラム党もそのメンバー
●2022-12のGE15直前にマハティールが創設した
ゲラカン・タナ・エア(GTA)同盟は中道右派
国民戦線(BN=Barisan National)支持基盤はマレー・マレー系
建国以来2018-5のGE14総選挙迄政権担当
2018-5時点の党首はナジブ、マハティールも嘗てはBNの党首
俺等の居住地域のBN候補者事務所
希望連盟(PH=Pakatan Harapan)
2018-5のGE14総選挙でBN出身のマハティールが野党を結集
俺等の居住地域のPH候補者事務所
汎マレーシア・イスラム党
イスラム主義標榜だが中東の過激なイスラム原理主義とは相違
流石に都市部では支持層薄いが
敬虔なムスリム多いクランタン州では支持多数
マレーシアの選挙制度
選挙運動でただ飯、ただ飲み物は適法
居住地域直近にナジブとマハティールが選挙運動に来たが
ただ飯食えるから行ってみようと誘われたが
突発トラブルのことを考えて遠慮した、なにもなかったけどね
投票促進の為に投票した人に無料で食事提供と宣言
飲食店のBIGグループは各店舗でナシレマとテタレ
ヌードル専門店のミート・ミーも各店舗でパンミーを無料提供等々
表向きは駄目だが選挙運動で現金配ることもある
前々からローカル友人達から聞いてたのでやはりな~という感想
笑ったのが前回のGE14総選挙時もRM50だったんだけど~
インフレ分上乗せしたら~ハハハ
記事は2022-11のGE15総選挙時 https://bit.ly/3t6VqEh
投票権は20歳以上⇒2021-12-1改訂で18歳以上
立候補供託金は国会議席はRM1万、州議会議席はRM5千
警察と軍隊とその配偶者は開票時の不測の事態に備え事前投票
マレーシアの投票終了は17:00⇒
2022に半島部AM8~PM6、サバとサラワクAM7:30~PM5:30
投票所では携帯電話の使用禁止
2022-11-19のGE15では投票所により対応相違で話題になった
新政権発足後はブルネイのスルタンと皇太子が表敬訪問が慣例
投票済み証明の指の消えないインク
この指を見せれば割引してくれる店(も)あり
勿論ジョークだが鶏まで投票済み、こんなジョーク好きだな~
日本と違う投票権利制度
投票は投票権利届出地でする
マは他州に転居しても投票権利届出はそのままの人多い
つまり投票権利移動してない人は投票権利届地で投票必須=
投票の為に投票権利届出地に帰る必要有り=
投票日前後の移動に時間も金もかかるで
その最たるケースはサバとサラワク
俺のサバハン友人5名中、投票権利提出済は1名
彼女は約15年前にサバ州政府に投票権利提出済なので投票可
他の4名は投票権利未提出なので投票不可
若者は政治に興味無いから投票権利未提出が普通
半島部で働いてる21~35歳のサバハンは
選挙で帰省時用にグループでチケット代積立
安いチケットがゲット可だが彼女は38歳なので完全自腹
つまりサバ州政府からの補助無し
サバハン友人の2020-9のサバ州選挙の帰省時
往復でRM440(エア・アジア)の積りだったが夜中2時半に
無料チケット取れたので徹夜して午前中のフライト搭乗
無料チケット?誰が負担?と思ったら
サバの金持ちが投票で帰省するサバハン用に無料チケット配布
勿論投票届の受付番号記入等々でズルは不可 笑
つまり今回無料チケットをゲット出来たのは凄くラッキー
半島居住サバハンとサラワキアンに届出地変更奨励・・2021-10
選挙管理委員会が郵便、オンライン投票研究中・2022-7-20
法務大臣が海外居住者の郵便投票可と発表・・2022-10-4
オンライン登録し郵便投票 https://bit.ly/3ygMBup