009 Re:Cyborg

 

 最近、自分的にも何度目かの009熱が再点火されてしまった。

今日は休憩時間に、Amazon prime で劇場でも観たこれを

二度目に見てしまった。

 

 私的にはやっぱり、原作者、石ノ森章太郎没後としては

最高傑作だと思う。

 

 

 キャラデザインや声が違うし、かなり大人向けなので

これは「別もの!」と言う人が多いのは承知の上で。

 

 かなり、幻魔大戦風なところもあるし。

ゾンビサイボーグなんかは押井守の「赤い眼」だし。

ピュンマなんか殆ど活躍しないし、グレートもほんの少し

しか登場しないし…。

 まぁ、その分、張々湖やジェロニモが活躍するが。

 

音楽はもとより、ストーリーもカメラアングル(アニメに

それはおかしな言い方だけど)も、映像も素晴らしい。

 

 

 加速中のジョーには音は聞こえない…とか細部のこだわりも

いいし、004の指のマシンガンからはちゃんとから薬きょうも

排出されているし。

 

 でも、009ストーリーで初の核爆弾は頂けない。

加速で逃げれるのはいいのだけれど。

爆発の瞬間の電磁パルス(γバースト)で電子機器は瞬間的に

停止か破壊される。

 ドバイで009は身体中の電子機器が瞬間的にブラックアウト

し、身動き取れなくなってしまう…と言うか、人工心肺も停止

してしまうから。

 

 

 ギルモア博士が銃を持っていたり、フェイクとはいえ

フランソワーズにジョーが銃を向けるというのも…ちょっと。

この辺が大人向けのアクション。

 

 

 で! はい!! いいですね~(笑)

 フランソワーズ Good Job!!

 

 アレから27年… 何からだ?

 世界が一応の平和を迎え、00ナンバーサイボーグの

 存在が各国の上層部にも知られ、ギルモア博士は

 平和施設としてギルモア財団を設立してから…と言う

 意味なんだろうけれど。

 

 

 

 

 004の親指には銃口がなく、遊底のような役割も

しっかり描写されていた。

撃ったから薬きょうはどこに行くんだろう?と子供ながらに

ずっと思っていたが、これが解決してくれた(笑)

 

 006も本当は素早いという設定をちゃんと証明してくれた。

ソロで敵地潜入するのだから大活躍だ。

 002の戦闘機アクションとか003のクラッキングとか。

 ゾンビサイボーグ相手の005の無双とか…

 これほど見せ場の多い話はない。

 

 オチは完結編小説に似ている。

 「神」は越えられない試練を出さない…なるほどね。

 まー、私的にはオチはどうでもいいのです。

 新たな、ちょっとリアルな彼らが見れただけで。

 私も最初はキャラデザインに違和感あったけれど

 やっぱりこれが最高傑作だと思う。

 

 

 

 

 ↑自分の過去記事にリンク。

 あぁ、自分でも書いてるな、これは「公安009課」だと(笑)

 

 

 

 

Cyborg009 Call of Justice

 

 こちらは、まごうことなき「別もの」。

Netflix で配信されたアニメ。

キャラデザインはもとより、コスチュームも違うし

武器も違うし… 違いまくり。

 

 

 あ~ この少女どなたでしょう?

 

 

 画像はきれい。 3DCG使いまくり。

 

 このストーリー。

敵役がなんと! 超能力新人類

001の範疇みたいな連中ばかり。

 

 ↑こんな所にも違和感が。

  左手で銃を構えるジョー。

  サウスポーではないのに?

 

 ラストのオチが、あまりにありえなく。

「え?」と思いました。

009はアメコミのFlash! だったのか?…と。

 

 

 まー、こっちの方は「009とは認めない!」と言われても

私も否定はしません(笑)

 あまりに違い過ぎる。

戦う動機が薄いし、勝った負けたにあまり意義もなく。

 

 異世界009ということで。

 

 

 

 昭和50年生まれの相方は009は全く知らない物語で。

 009 Re:Cyborg が初めて見たストーリー。

 たぶん、違和感なかったことでしょう。

 比較対象のオリジナルな009を知らないのだから。

 

 私は「キャラ愛」はさほど強いわけではないのかも。

 むしろ「SF漫画愛」の方が強いかも。

 だから、設定や物語に拘るのでしょう。

 これも009…と、思ってしまう。

 

 

 そんなかんなで、誰もお祭りには書かなかったお話を。

 

 私はコミック版の「完結編全5巻」を発注しました。

 読んでなかったので。

 火曜日にはやってくるらしい。

 それまでに動画編集すすめないと。