猫好き必読!

 

編:中村 融

ジャンル:猫SF傑作アンソロジー

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 本書は随分前に購入していたのだけれど、やっと読んだ。

いや、これは面白い! ぱい印おススメの一冊。

SFに登場する猫と言えば、ハインライン御大の「夏への扉」の

ピートくんが有名だけれど、いや… なかなかどうして。

 これに登場する猫たちはいずれも… あ、内緒(笑)。

 

 ■ 豪華な執筆陣

<地上編>

・「パフ」             ジェフリー・D・コイストラ

・「ピネロピへの贈りもの」  ロバート・F・ヤング

・「ベンジャミンの治癒」   デニス・ダンヴァーズ

・「化身」            ナンシー・スプリンガー

・「ヘリックス・ザ・キャット」 シオドア・スタージョン

 

<宇宙編>

・「宇宙に猫パンチ」     ジョディ・リン・ナイ

・「共謀者たち」        ジェイムス・ホワイト

・「チックタックとわたし」   ジェイムズ・H・シュミッツ

・「猫の世界は灰色」     アンドレ・ノートン

・「影の船」           フリッツ・ライバー

 

 いずれも猫の、愛らしさ、賢さ、義理固さ、残酷さ、…その他…

猫好き作家が、猫好き読者のために書いたような作品ばかり。

ファンタジックに、シリアスに、時にはコメディに。

 

 

 アンドレ・ノートン(男性名だけど女流作家)なんかもそういえば

猫活躍のSF書いてたなぁ…と、思い出したのはこれ。

 

「ゼロ・ストーン」とか、めちゃくちゃ懐かしい。

 

 このアンソロジー、天才猫やら、クァールっぽい猫やら、魔女

の使い魔のようなのやら…

さまざまな主役猫が登場する。

いずれも飽きずに読める。

 

 なので。

ぱい印おススメ。

最近、竹書房はいいのを出していると思う。

 

 

 

 

 

 

 ※ これにて、未読、残り65冊!!

   どこまで続くぬかるみぞ…