セガール映画はこれと「暴走特急」のみ面白いと思う
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190626/13/paisan3141/c5/cf/j/o0320045614481504859.jpg?caw=800)
監督:アンドリュー・デイヴィス
出演:スティーブン・セガール
トミー・リー・ジョーンズ
エリカ・エレニアック
コルム・ミーニイ
他
ジャンル:アクション
■□■
「沈黙シリーズ」第1作にあたるの
がこれだが、この邦題にしても、当時
人気だったコミック「沈黙の艦隊」の
もろパクリ。
セガールと言えばこれで有名になった
ものの、B級アクション映画ばかりに
出演することに…。
奥さんは日本人で娘は平成ガメラの
ヒロインでもある。
なかなかの日本通らしい。
彼の武術が合気道なのもその関係か。
THE CINEMAで放映されていたのを
録画して観てみた。(「暴走特急」は以前観た)
古い作品なので、みんな若くて精悍
でいい。
今のセガールさんはもう、でぶでぶ
でアクションなんか殆どない。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190626/13/paisan3141/0f/5e/p/o0320024014481504865.png?caw=800)
共演には敵方になんと、「MIB」の
トミー・リー・ジョーンズ。
今なら宇宙人ジョーンズと言った方
がわかりやすいか。
スター・トレックTNGのオブライエン
も敵方だし、紅一点、みごとな
おっぱいを披露してくれるエリカ某
は、ホンモノのプレイメイト、
1989年のミス7月。
結構豪華な面々が出演している。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190626/13/paisan3141/a4/76/j/o0320018014481504871.jpg?caw=800)
腕利きのCIA特殊工作員があまりの
成果を挙げ、危険視された上に刺客
を送られた事に反旗を翻し、退役艦
ミズリーを乗っ取って武器弾薬を第
三国に売却しようという陰謀。
同じく腕利き特殊工作員は無茶な
作戦で部下を失い怒りで上官殴打し
た罪でコックに降格。
ミズリーに乗り合わせていたと言う
安直な設定だが、特殊工作員同士の
対決戦になっていく。
ダイハードの戦艦バージョンだけど
特殊工作員の軍団にたった一人で戦
いを挑む戦艦物って…ほぉぉ、「亡
国のイージス」と良く似ている。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190626/13/paisan3141/d1/d5/j/o0320020614481504874.jpg?caw=800)
ただの艦載コックだと甘く見たのが
大間違いで、セガールくんは大暴れ。
次々と敵を倒して、閉じ込められた
乗組員も救助し、挙句には武器を積み
こむはずだった某国潜水艦まで撃沈。
スーパーヒーローぶりが痛快だ。
ちなみに、この某国潜水艦の乗組員
はイタリア語を喋っていたが…。
映画はこの後、セガール主演の物は
殆ど全て「沈黙の~」と言う邦題に
なっていくが、どこが「沈黙」やねん?
と言うシロモノも多い。
元特殊工作員でコックと言う設定は
これと「暴走特急」だけ。
若いころの彼の映画は痛快だけど、
今はもう見る影もない。
なんだか、大藪春彦のアクション小説を観ているようで
B級なりに面白い。
B級なりに面白い。