当時「キャプテンフューチャー」を知っていれば

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 月も火星も遥かに越えて~♪
 ん~、これって結局・・・パクリ?
 『キャプテン・ウルトラ』
  ☆☆☆
 ロボットのハック、キケロ星人ジョーを
 従えて、宇宙で活躍する
 キャプテン・ウルトラ。
 主演の中田博久さん・・最近は悪役多い。
 キケロのジョーはなんとあの
 小林念侍・・恥ずかしいだろうなぁ。
 今となっては・・。
  ☆☆☆
 いやもう、突っ込みどころ満載だが
 当時は面白かった。
 だいたい、太陽系のお話なのに、キケロ星って 
 どこにあるんじゃ?(笑)
 そんなところから、ジョーだけが地球に
 いるとは・・。
 
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 シュピーゲル号って、お洒落にドイツ語の名前が
 ついた宇宙船を愛用していたが、この3機分離が
 アイディアだったか。
  ☆☆☆
 ウルトラセブンのウルトラホーク1号に継承され
 たかもしれない。(私はホーク3号が好きだけど)
  ☆☆☆
 バンデル星人って、マタンゴみたいな敵宇宙人が
 登場していたがこれがまた弱い。
 (で?バンデル星ってどこにあるんだ?)
  ☆☆☆ 
 後年、同じ円谷プロで「スターウルフ」が作製
 されたが、スペースオペラとしてはこっちの
 方が格段にそれらしい。(人気無かったけど)


 ついでなので、パクリの元ネタも紹介してしまうと、これ。
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 「キャプテン・フューチャー」
 こっちも荒唐無稽だけど、面白さは格段に違う。
 ロボットのグラッグ
 アンドロイドのオットー
 生きている脳のサイモン・ライト
 宇宙船は涙滴型の「コメット」。
  ☆☆☆
 「スターウルフ」も同じ作者の
 エドモンド・ハミルトン。
 元ネタはNHKでアニメ放映されていたので
 ご存知の方も多いかもしれない。
 もっとも、アニメも原作とは随分違うが・・。
  ☆☆☆
 日本じゃスペースオペラは影も形も無かった時代
 なので、そこにスペオペを持ってきた功績は
 大きいものの・・・当時だから観れた!って
 感じは否めない。
  ☆☆☆
 おそらく、日本人の感覚は宇宙モノのジャンルは
 ダメだろうと思う。
 日本人が世界よりもウケるのは、こりゃもう簡単。
 「鉄腕アトム」に代表されるロボットものだ。
 ロボットものに関してはおそらく、世界一。
 日本のロボット好きはもう遺伝子に刷り込まれて
 しまっている。

 今もし、キャプテン・ウルトラをリメイクしたとしても、これはたぶん
 ウケるのはかなり難しいだろうなぁ・・っと。
 当時は毎回喜んで観ていたものの・・・。