私は天下無敵のメカ音痴である。 
小学校時代から図画は「5」でも工作は「1」か「2」だった。
(5段階評価なんか時代がわかるな・・・) 
私がプラモデルを作ればなぜかパーツが余ってしまう。 
不思議だが出来上がったプラモは撮りあえず動く。 
ラジオを掃除しようと裏蓋を開けたら感電し、三日間右腕が、
筋肉が針金に変わったかのように痺れたままだった。 
かつて、パソコンにスピンコントローラ(わかる人にはわかるだろう)を
取り付けようとして、買ったばかりのパソコンを1台お釈迦にしたこともある。 
未だにビデオの予約録画が成功した試しが無い。 天才級のメカ音痴だ。

 

パソコン教室のせんせを生業とするので、パソコンはわかる、
カメラもフィルムもデジカメもそこそこ触れる・・・
生徒がパソコンを購入する際にはセットアップだのメモリの取り付けだのは
かろうじてできる。 
 最近のはドライバーも必要ない簡単設計だから私でも大丈夫だ。
 しかぁし、携帯電話やビデオや一般の家電品となると、これはもう
全く私の手にはおえない。 
車の修理が出来る人などは尊敬のまなざしで見てしまう。 

 

 これは、ひとえに、パソコンなんかは論理で動くので私にも扱えるのだろう。
 こういうことが出来なければならない・・・
こう動かなければならない・・・という論理で演繹や推測を繰り返しながら
触っていけばいつのまにやらマニュアルを読まずともさくさく触れるように
なる上に、マニュアルにも書いていないような裏技に到達してしまうことも多い。
 ビデオなんかは操作の手順をまる覚えになるから、基本的に覚える気が
ないのだろう。 
パソコンはキーを順番に押しているだけで論理に従って操作できるが、
それ以外の機器は論理もへったくれもない。
 どんな機能があるのか想像も出来ない。 
まぁ、こういったわけで、私は天下無敵のメカ音痴を自覚しているのだった。 

 

「パソコン教室のせんせなのに、なんでこんな機械が動かせないかなぁ?」と
良く言われるが、その機械に論理回路なり論理システムがついていたら
マニュアルなくても動かせるぞ(笑)
本文、本日の会話の回答としてネタにしてみた。

 

ねぇ、私の仲間もいるだしょ?